2012-11-21

イカとニラのオイスターソース炒め

今日の晩酌は・・・。
こないだ中華料理屋でアサリやカキをニラと炒め合わせたのがおいしかったから、家でもやってみることにした。ただ他の和風メニューとまったく合わなくなるニンニクは使わないようにしたいから、調味料を工夫しないといけないんだよな。





使ったのはスルメイカ。胴は輪切り、ゲソはぶつ切り。
ゴマ油で、きざんだ鷹の爪といっしょに手早く炒める。





30秒ほど炒めてイカが赤くなってきたら、ざく切りのニラを入れる。
ここからはスピードが肝心。





ニラがしんなりとしかかってきたら、合わせ調味料を入れる。
合わせ調味料は、オイスターソース大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、日本酒大さじ1、砂糖小さじ1、酢を小さじ1、塩ほんのひとつまみ。中華料理屋もオイスターソースが入っていたけれど、ニンニクのかわりにゴマ油や鷹の爪、砂糖や酢を使い、コクとアクセントをつけてみた。





合わせ調味料を入れてひとまぜしたら、片栗粉小さじ1に水小さじ2の水溶き片栗粉。
鍋を揺すりながら入れ、ひとまぜしたら出来あがり。





写真を撮るのにモタモタしていたら、ニラがしんなりしすぎてしまった。






でもなかなかうまい。
魚介とニラは、よく合うんだな。





あとは白菜のおひたし。
サッとゆでて水にとり、よくしぼった白菜と、やはりサッとゆでたしめじを合わせ、削りぶしにポン酢しょうゆをかける。





厚揚げの焼いたの。
フライパンを中火にかけて厚揚げをかるく焼き目がつくまで焼き、ショウガに削りぶし、青ねぎ、しょうゆをかける。










こないだ東京へ行って、つくづく思った。

「東京は、戦場だな・・・」

みんなが仕事に、神経をすり減らしているように見える。
店で働く店員も、客と無駄話をしようなどという人はあまり見あたらない。



でもこれが地方なら、話はちがう。

東京の人はしばしば、関西で物を買ったお客のほうが、お店の店員に「ありがとう」と言うのを不思議がる。
商売としてみればありがたいのはお店のほうで、お客じゃない・・・。

しかし地方では、お店の人も店員としての立場のほかに、個人としての立場もある。
ぼくがよく行く八百屋のご主人は、祇園祭のお神輿のお偉いさんだったりする。

そういう立場に敬意をはらえば、こちらが「いろいろ気を遣ってくれてありがとう」とお礼を言うのは当然のこととなる。



東京の人は、歩くのが早い。
京都にいるような調子で歩いていると、全員に追い抜かれる。

忙しいのもあるだろうけど、東京の街並みにも理由があるようにも思う。
すべてがコンクリートで覆われ、機能中心にできているから、眺めて楽しいものがない。



仕事はもちろん大事だけれど、人間は、仕事のために生きているわけではない。
生きるために仕事をしている。

神経をすり減らし、体を酷使し、それで体を壊してしまっては、元も子もないように思うのだけど・・・。



「でもお金を儲けるなら東京なんでしょ。」
たしかにオレは、お金はないな。