2012-11-22

金目鯛あらの水炊き

今日の晩酌は・・・。
魚屋へ行ったら、「あるだろう」と思っていたサバが高級なのしかなかった。そのかわり金目鯛のカマ付きのあらが片身で150円という激安価格で売っていたので、それを鍋にすることにした。だしに味をつけるかどうかずいぶん迷ったけれど、ここはあっさりと水炊きに。





水炊きはだしをとる必要もないし、ほんとに簡単にできるけれど、やはり王道。肉でも魚でも、どんな材料でもOKだし、塩分を入れないから鍋を長く火にかけておいても野菜がくったりとなりにくい。
だし昆布を敷いた鍋に材料をならべ、コップ1杯ほどの日本酒を入れて鍋の上まで水を張る。金目鯛は湯通しは必要なく、水で洗うだけでいい。





ほんとに弱く沸騰するくらいの火加減を保って15分くらい煮る。
沸騰させると魚はパサパサになるし、豆腐にはスが入る。





ポン酢で食べる。
脂ののった金目鯛は、たまらないうまさ。





鍋には燗酒。






ちょっとしたものをつまみながら、鍋が煮えるのを待つ。











昨日飲みながらツイッターをしていたら、最近の女の子は化粧がうまくなったという話になった。
昔なら、イモっぽい女の子も少なくはなかったけれど、最近は都市部では、イモっぽい子はほとんど見かけない・・・。

それはぼくも、行きつけのカフェで女の子を眺めていて思うことだ。
若い子はどの子もきちんとかわいくしていて、そうでない子は見た試しがない。



かわいくするというのは、それなりの努力を必要とすることだ。

かわいい子が社会的に優遇されることは、たしかにある。
だからかわいくなるための努力は、報われるものも大きいのだろう。

最近の女の子がかわいいのは、女の子の社会性が高くなっているとも見ることができる。



でももう一方で、若い子の社会性ばかりが高くなるのはどうなのかと、思うところがぼくにはある。
社会性はもちろん大事だけれど、もっと「面白さ」とか「たのしさ」とか、そういうものを自分の中でじっくりと味わう機会があってもいいのではないか。

もしそういう機会が減っているのだとしたら、それは今の日本の閉塞的な状況の表れなのではないだろうか。
そうだとしたら、若い世代が気の毒だ・・・。



「若い子だってちゃんと面白いことはしているよ。」
そうだな。おっさんが心配するまでもないか。