2011-05-09

ブリのはりはり鍋

菅総理が浜岡原発の中止を発表したとおもったら、すぐにそれ以外は停止の要請をするつもりは「ない」と明言し、仙石副長官も「原発政策を堅持する」と発表。また菅首相得意の「思いつきだ」と言うひとも多いが、テレビで青山繁晴が、
「浜岡原発の停止は、アメリカの圧力だ」
と解説。


横須賀の米軍基地が危険であるということで、アメリカは浜岡原発について、かなりの危機感をもち、4月からありとあらゆるルートをたどって圧力をかけてきていて、青山のところにまで、国務省と国防総省から電話があったのだそうだ。

青山の言ってることが、どこまで正しいのかは知らないが、個人的にはえらく納得。菅首相、脱原発に踏み出すなんてつもりはさらさらなく、今回もお得意の、クレーム処理のひとつだったというわけだ。

このテレビで青山も言っているが、本来ならばいま、エネルギー政策をどうするのかという、全体の青写真をきちんと掲げ、それをきちんと議論して、そのうえで、個別の政策に対処していかなければいけないのに、菅首相はそんなこと、思い付きもしないのだな。あまりにメチャクチャすぎるこの日本、どうしていいのかわからんな。

昨日の昼は、お馴染み「新福菜館三条店」。

変わらずうまい。チャーハンもうまい。どうしてここまでうまいのか。

帰り際には、まずお勘定してもらうため、「ごちそうさーん」と言い、帰るとき「おおきにー」と言ってみた。どちらもイントネーションはまっ平ら。ほかのお客さんを真似してみたが、この言い方は、店の空気とよく調和する。

夜はサウナ。季節の変わり目だからなのか、どうも疲れが残る気がする。サウナは疲れをとるのに、まさに最強。マッサージよりも全然いい。

まずかけ湯をして、それからサウナ。死ぬほど汗をかいたら、水風呂にさっと入って、ふつうの風呂。この瞬間が、手足が霜焼けになったようにチリチリとして、最高に気持ちいい。昨日はこれをもう1セット。ふらふらになって脱力状態。

風呂から上がって体重を測ったら、いつもより2キロほど重い。このごろたしかに、ちょっと食べ過ぎているところがあって、しかも「脳に糖分を補給する」と称して、チョコレートをバクバク食っている。考えないといけないな。

サウナのあとは、そのままそこでビールを飲みたいところなのだが、サウナのめしはまずいので、グルメシティで買い物。

養殖のブリが半額だったから、壬生菜とあわせてはりはり鍋。

酒は福島の「笹の川 ほろ酔」。紙巻きのド派手な瓶で、どんなものかとおもったけれど、ちょっと甘目の、フルーティーな風味で、これもまたうまい。笹の川酒造は、震災の被害は受けたけれども、商品を出荷できるようにはなったのだそうだ。福島の酒は、大七、奥の松につづいて、これで3種類め。どれもすこし無骨であたたかい、いかにも「西田敏行」という感じの味がする。これを昨日は2合のんだ。