2010-10-16

ブリあらと水菜の鍋

京都は絶対、魚のあらが安いと思うな。今日もスーパーマツモトへ行ったのだが、天然物の本鯛のあら、左右両面、丸々一匹分の大量のやつが、500円ほどで売ってた。広島のスーパー、マダムジョイだったら、片面で1,000円だな。だから4分の1ってことだ。京都の人はやっぱり、あらとかあまり使わないんだな。あら好きの僕にとっては、天国のような話なのだが。

ここはブリとかハマチのあらもよく売っていて、これがカマならカマだけとか、中骨なら中骨だけとか、部位ごとにまとめられているのだが、今日はこれどこだろう、小骨もなく、脂の乗った、切り身よりよっぽどおいしいところが、けっこうな量が入って250円。切り身だと、これの倍以上しているからな。ものすごい得した気分。

でこれを鍋にしようと思って、水菜としめじと油揚げと、いっしょに買ってきた。ブリは洗って、熱湯に通して、というのは、鍋に湯を沸かして、火を止めてから、魚を入れてしゃぶしゃぶとやることだが、それを野菜といっしょに鍋に入れ、昆布だしに、におい消しの酒、じゃばじゃば、くらい、それにうすくち醤油で味付けしてみた。

ブリは焼くにしても照り焼きにしたり、炊くにもこってりと仕上げたり、濃い味付けにすることが多いので、こういううす味はどうかと思ったが、いや全然オーケー、まったく問題ない、というかうまい。また水菜といっしょだと、これが脂っこさや個性の強さをうまく中和してくれて、かなりバッチリだったです。