2013-08-09

食器洗いと片付けの秘訣について(特に男性に対して)

この頃「食器洗いや片付け」について、ちょっと思うところがあるので書いてみたい。
それは何かと言うと、男性が料理の中でもこの食器洗いと片付けが、
大きなネックになっていることについてなのである。

先日バーで話した男性も、
「自炊は、料理すること自体もそうだけど、食器洗いと片付けが面倒で、
どうもする気にならないんですよ」
と言っていた。
またたまに料理をする男性でも、
「料理はいいが、食器洗いと片付けは妻にやってもらう」
という人は、少なからず目にする。

こないだぼくが、キッチンの写真をこのブログに公開したら、
コメントしてくれる女性の多くが「きれいだ」と褒めてくれるのに対し、
1件ではあったけれど男性の反応は、
「自分は面倒くさがりだから、キッチンをここまできれいにするのは無理だ」
というものだった。



食器洗いや片付けは、好きな人は少ないと思う。
毎日食器洗いをしている女性だって、べつに好きでやっているというよりは、
「やらなければ仕方ないから」
やっている筈である。

それを男性ばかりがなぜ嫌がるかといえば、
ぼくも男性だから気持ちが分かるのだが、一言でいえば、
「やり方を知らない」
ことに尽きるのではないかと思っている。

男性の場合、多くの場合子供の頃から、炊事や掃除洗濯の手伝いを
してきていないだろう。
まだまだ日本の場合、「それは男のすることではない」という考え方が、
根強く残っている。

だから多くの男性は、炊事と掃除洗濯のやり方を知らずに成人する。
炊事の中でも料理を作ることに関しては、
楽しさが分かると興味の赴くままにやり、やり方を覚えることも難しくない。
でも食器洗いや片づけ、さらに掃除洗濯は、「楽しい」ということがあまりないから、
自然に覚えるのが難しいということなのではないだろうか。



そこで特に男性に対して、
「食器洗いと片付けの秘訣」
について、紹介したいと思うのだ。
ここをクリアできないと、日常的に料理するということに、
なかなか踏み出せないのではないかと思うからだ。

秘訣は2つある。

まず第一は、
「食器洗いと片付けは、習慣化すべきもの」
なのである。
男性でもよく知っているものの中で最も似ているのは、「歯磨き」である。

歯磨きは、「したいから」している人は、あまりいないだろう。
「しないと仕方ない」からしているのだが、なぜ毎日出来るのかといえば、
「習慣」になっているからだ。

食器洗いと片付けも同じである。
食器洗いや片付けは、料理のように「楽しい」と思うことは難しいから、
やるには、習慣としてしまう他にない。
そして習慣にするためには、
「毎日やる」
のが一番の早道なのである。



次に食器洗いや片付けには、「やり方」がある。
何であれやり方を手っ取り早く身に付けるためには、
誰かに教わるのが一番いい。
そしてその食器洗いと片付けのやり方を知っている可能性が高い一番身近な人は、
奥さんか彼女である。

だから食器洗いや片付けが面倒だと思う人は、一度きちんと、
奥さんか彼女にやり方を習ってみるといいと思う。
そうすると、目からウロコが落ちるように、その後片付けができるように
なることがあるのである。



食器洗いや片付けは、いくらやっても楽しくなるものではないけれど、
やれば「気持ちいい」のは確かだ。

また男性がこれをきちんと出来るようになると、
女性からの評価が大きくアップすることは絶対に間違いがない。