2013-08-20

〔バーの楽しみ方(1)〕
バーには「自分に合うバーと合わないバー」が
あるだけだ。

バーの楽しみ方(1)

田舎に住んでいる人の場合だと、近くにバーがないということも
珍しくはないのかもしれないけれど、都市部なら、家の近所に2つや3つ、
バーがあるのではないかと思う。

ぼくの場合は一人で仕事をしているから、バーで様々な人と出会うことは、
生活の上でとても大きな意味を持ってくるけれど、
会社に勤めている人にとっても、バーは少なからず、意味を持つのでは
ないかと思える。

まずバーは、会社以外で人間関係を広げられる、貴重な場となる。
仕事関係で出会う人は、どんなに仕事上の付き合いで頻繁に会っていても、
仕事を超える関係を結ぶことは難しいのではないかと思うが、
バーで出会う人は仕事とは関係ないから、その分気楽に付き合えるし、
「飲み友達」や、さらには「友達」と呼べる関係に発展するのも不可能ではない。

またバーは、男女が出会う場でもある。
ぼくは彼女をバーで見つけたし、会社に勤めている人にとっても、
社内恋愛が難しくなりつつある昨今、バーは彼女・彼氏を見つけるための
貴重な場の一つであるのではないかと思う。



ただそのような貴重な場が身近にありながら、それを活用している人は、
まだまだ少数に留まるようにも思える。
それは、
「バーへ一人で入るのが怖い」
ということが、大きな理由になっているのではないかと思う。

ツイッターなどでぼくが知る範囲では、女性の多くはそのように言うし、
男性でも、そう思っている人は少なくないのではないかと思える。
その気持は分からなくはないのだが、実際には女性が一人で入れるバーも
決して少なくないし、ましてや男性が一人で入れないバーなど、
この世に存在するはずもない。



そこでこれから何回かに分けて、
「自分に合うバーの見つけ方」
について、ここに書いてみたいと思う。

バーは、「自分に合うバーと、合わないバー」があるだけで、
自分に合うバーは、決して一人ぼっちになることもないし、
話したくない人との会話に悩まされることもなく、
そこへ行くことで大きく自分の世界を広げられることになるのである。



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◆バーには「自分に合うバーと合わないバー」があるだけ


バーへ一人で入れない理由を聞くと、
「一人ぼっちになってしまうのではないかと思って怖い」
という答えを聞くことがある。
また逆に、
「話したくない人に話しかけられるのがうざったい」
という答えもある。

どちらももっともなことで、ぼくもたしかに、バーで一人ぼっちになってしまうこともあるし、
また逆に、常連さんに両側から話しかけられ、閉口することもある。

ただそのように居心地の悪い思いをするのは、一言でいえば、
「そのバーが自分に合っていない」
というだけの理由なのである。

バーには、店の数だけ、その店のカラーがある。
店のカラーは店主によって決められるもので、店主は男性の場合もあるし、
女性の場合もあるし、またその性格も様々だ。

人がいれば、合う人と合わない人とがいるのは当然のことであり、
それはバーにも同じように当てはまる。
誰にとっても、合うバーと、合わないバーがあるのである。



だから問題は、
「自分に合うバーをどうしたら見つけられるか」
という話になる。

自分に合うバーを見つけられさえすれば、もちろんこちらのマナーの問題も
あるにせよ、基本的には、居心地よく過ごせるということになる。



「どうやったら自分に合うバーを見つけられるの?」

チェブラーシカのチェブ夫

それはまた次の機会に書くことにするよ。