2013-06-30

ナスとトマトが入った豚しょうが焼き

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 ナスとトマトが入った豚しょうが焼き

ナスとトマトが入った豚しょうが焼き。






月末になり、金がなくなってきた。

6月になってようやく確定申告をし、源泉徴収の還付金がずいぶんあるから、
来月はそれで生活しようと思っているのだが、
入金は1ヶ月から1ヶ月半後になると聞いている。

3週間では、さすがにまだ入っていないだろうから、
月内には家賃を振り込まないといけないし、
報酬の前借りをすることにした。


ぼくはネットの広告サイトの、コラム記事を書く仕事をしている。

ネットのライター募集サイトで見つけた仕事で、
分野を問わずに対応でき、さらに書くのが早いというので
重宝がってもらっている。

広告会社の社長とは、電話で一度話したことがあるきりで、
顔を合わせたことはないのだが、
ギリギリ生活できるだけの数の仕事をずっと続けて発注してくれ、
さらに報酬の前借りもさせてくれるというのだから、
ぼくにとっては、何ともありがたい存在だ。


ただ報酬は、以前の前借り金が、まだ残っている。

前借り金が残っているのに、さらに前借りするとは、
ぼくも我ながらどうかとは思うが、
来月は還付金も入るのだし、
多少の前借りをしても、残額を減らせる見込みがある。

メールを送り、いつも前借りする額の半額、前借りを申し込むと、
社長はすんなりとOKしてくれた。






昨日の晩飯は、豚肉が冷蔵庫に入っていたから、それを食べることにした。

野菜も月曜に買い物したものが、まだ色々残っている。

ナス、トマト、ピーマン、セロリ、シメジ、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン・・・。

これをすべて叩き込んで、炒めものにしようかとも思ったが、
それではさすがに、ワケの分からないものが出来てしまう。

そこでこの中から、厳選して使うことにした。


この中で、まず使い切ってしまいたかったのは、ナス。

ナスなら、ピーマンとあわせて豚肉と炒めるのは定番だ。

ただそれではつまらないから、もう少し考えた結果、
トマトと炒め合わせることにした。


ナスとトマト、それに豚肉は、「ナスミート」があることからも分かる通り、
大変相性がいいと思う。

ここに、風味出しとしてシメジと玉ねぎを使う。

味付けは、みそにしようかとも思ったが、
もう少しあっさりさせたかったから、
醤油にショウガで行くことにした。


まずは多めのゴマ油とサラダ油で、
5ミリ幅くらいに切ったナスだけ先に炒めておく。

ナスとトマトが入った豚しょうが焼きの作り方(1)

強火で炒め、しんなりしたら皿に取り出しておく。


フライパンに改めてゴマ油とサラダ油少々を引き、
輪切り唐辛子を入れたら強火にかけ、豚コマ肉を炒める。

ナスとトマトが入った豚しょうが焼きの作り方(2)

豚肉の色が変わったら、酒としょうゆ大さじ1、
おろしショウガ小さじ1の合わせ調味料を入れる。


ひと混ぜしたら、ざく切りのトマトとうす切りの玉ねぎ、それにシメジを入れる。

ナスとトマトが入った豚しょうが焼きの作り方(3)

トマトがしんなりしたら、小さじ1の片栗粉と小さじ2の水を混ぜた、
水溶き片栗粉でトロミをつける。


固めにゆでて水で洗い、さらにサラダ油でサッと炒めたそうめんを添えた。

ナスとトマトが入った豚しょうが焼き

トマトの酸味が利いている・・・。






前借り金が入金されたのを確認し、
ふと思い立って、還付金が入金する予定の口座も、
残高の照会をしてみた。

すると還付金は、1週間以上前に、すでに入金されていた。

「なんだ、それなら前借りはしなくてもよかったな・・・」


しかし金が余分にあると、急に金持ちになったような気がしてくる。

「気に入っていたメガネが壊れたし、この際だから買おうかな・・・」


「前借りは、借金と同じだからね。」

チェブラーシカのチェブ夫

分かってる、使い過ぎないよう気をつけるよ・・・。