2013-03-21

四条大宮の「落ち着けるバー」紹介。
「Kaju'」「TAKATEX」

こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは、50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん、高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思われることも多々あるかと思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。



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さて昨日の夕食は、外で食べることにしました。



京都の繁華街を東京に例えるとすれば、飲み屋街である祇園は銀座、デバートも立ち並ぶ河原町は新宿や渋谷、オフィス街である烏丸は丸の内、などというようになるかと思うんですが、ぼくがいつも飲み歩く四条大宮は、上野とか、蒲田とか、そういう場所に当たるんじゃないかと思います。

わりと雑然としていて、小さな飲み屋が立ちならび、下町的な雰囲気がある。
昔ながらの古い飲み屋も、若い人が始めた新しい店も、気取らずに気安く飲め、値段も安い。

だから多くの店が、わりと賑やかで、ガシャガシャとしていて、もちろんそれはそれで楽しく、ぼくも大好きなんですが、時にはゆっくりと落ち着いて、静かに飲みたい時もある。

そういう時に行くといいのが、まずはこの「Kaju'」なんですね。



Kaju'は9年前にオープンしたんですが、その頃の四条大宮はまだ古い飲み屋ばかりで、ちょっと寂れた感じだったそうです。
そこへ祇園で大きな店をしていたぼくと同じ年のマスターが、7~8人も入れば一杯になる、小さな小さな店を開くことにした。

またその開くと決めた店の場所がすごい。

四条大宮には「寛游園」というドヤ街みたいな飲み屋街があるんですが、そのど真ん中。
奥まったところにあり、一見さんはまず入って来ないだろうというような場所。

詳しく聞いたことはありませんが、マスターは何か、思うところがあったのだろうと思います。



それから9年、マスターは四条大宮に、「聖域」とも呼びたくなるような、何とも居心地のいい空間を育んできたんですね。

マスターのお兄さんのつながりで、映画俳優や女優さん、スタッフさんも多く来る。
若い女性が一人で入っても、変なことになる心配が絶対にない。

昔のジャズバーのように設えられた店内の、照明は暗く落とされ、フォークやブルースなどの渋めの音楽DVDがかかっている。
お客さん同士で話が盛り上がることもあるけれど、一人でまったりと飲んでいてもちゃんと居場所があって落ち着ける・・・。



ぼくも京都へ来て色々な店をまわり、まず最初に辿りついたのがKaju'でした。
今では他にもいくつかの店へちょくちょく行くようになっているけれど、Kaju'へも週に1ぺんは行っています。



さらにKaju'がいいのは、出てくるツマミがおいしいこと。
マスターが一人でやっているので凝ったものはありませんが、エッジの利いた、他にはあまりないようなものがたくさんあります。

ゴマ豆腐。


出来合いのものではなく、業者にレシピを渡して特注しているのだそうです。


お造り。


わさび醤油だけでなく、韓国の辛いタレでも食べられるようになっている。


ギョウザ。


マスターの手製で、ゴマ油の風味が利いている。


だし入りたこ焼き。


そのままでももちろんおいしく、さらにポン酢とソースが添えられている。



昨日はKaju'で、他のお客さんとの会話を楽しみ、くつろいだ時間を過ごしました。





そのあとは、「TAKATEX」。


ここも四条大宮には珍しい、落ち着いた雰囲気のバーです。
阪急大宮駅横の、不二家のあるビルの4階で、窓からの夜景がきれいなのも特徴。

店内のインテリアは、白とガラスが基調となる「ラグジュアリー」な感じ。
でありながらも料金は四条大宮価格、飲み物1杯500円~、チャージなし。



30代前半のマスター高瀬くんは、マイケル富岡にも似たイケメンで、女性一人のお客さんも少なくない。

休日前は朝まで営業しているので、はしご酒のシメとして利用するのもオススメです。






「四条大宮にもおしゃれな店が色々あるよね。」


オレにはもったいないくらいだけどな。