2013-03-28

超簡単なのにすんごくウマイ。
「豚じゃが味噌」

こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは、50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん、高野が、日々の自作料理と日常の出来事を、あれこれ書き記しているものです。
お酒と恋が中心の、自由気ままな生活ですが、参考にしていただけることがあるようでしたら幸いです。



さて昨日の晩酌は・・・。



豚じゃが味噌。



昨日は無事入金があり、長かった金欠週間も、無事終わりとなりました。

苦しい時期というのは何でもそうだと思いますが、それを乗り越えることで、得るものが色々あるものですよね。
ぼくも今回の金欠週間で、色々と新境地を開拓したように思います。

その1つが、

「冷蔵庫に入っているものから献立を考え始めるのは楽しい」

ということ。

ぼくはこれまでも、それほど食材を残すほうではなかったですが、献立を考えるにあたってやはり楽しいのは「買い出し」で、冷蔵庫にあるものは、あくまで「仕方なく使う」ということでした。
「自分が食べたいもの」を、買い出しをして見つけるのが楽しかったんですね。

でも金欠で買い出しが自由にできなくなり、冷蔵庫にあるものを活用しないといけなくなったとき、これが意外に、世界が広がることが分かった。

まあでもこれは、料理を作っている人なら誰でもやってる、当たり前のことでしょうから、そんなことに今さら気付くとは、オマエ何だよ、って話ですけどね。



それで昨日も、冷蔵庫を漁ってみると、すでに3品、そのまま出せるものがある。


まあしかし、だしがら昆布の佃煮と大根の皮のじゃこ炒めは昨日作ったんですから、そのくらいは分かってます。

あとは、これは冷蔵庫でなく戸棚に、メークインが2個残っている。
芽が出はじめて、さすがにもう使わないといけない・・・。



それで昨日は、ジャガイモを使って何が作れるか考えた。

自分が何を食べたいのか考えてみると、「肉」の気分・・・。

となれば、もう答えは1つ、「肉じゃが」というわけです。



さらに肉は、牛肉でなく、豚肉が食べたかった。

豚肉を使って醤油味の肉じゃがを作るとすると、だしを使わないとイマイチな味になるんですよね。
でもこれは、味噌を使えば解決できる。

豚汁が代表ですけど、豚肉と味噌の相性は抜群ですよね。



というわけで昨日は、ずいぶん長々と書きましたけど、「豚じゃが味噌」を作ることにしました。



豚肉はコマ肉。
明日も少し食べることを考えて、300グラム、肉屋で270円。

フライパンに1センチほどの厚さに切ったジャガイモとニンジンをならべ、その上に豚肉を広げて乗せ・・・。


味噌と砂糖、酒とみりんそれぞれ大さじ2に水1.5カップの煮汁を注ぐ・・・。

フタをして、強火で10分煮て・・・。



くし切りの玉ねぎを入れ、上下を返しながら汁を煮詰める・・・。



青ねぎと七味唐辛子を振って食べる・・・。


これはですねえ、すんごくウマイです。



あとはやはり、吸い物がほしいところです。
冷蔵庫に生節が半分残っているから、これをだしにすることにした。

汁の実は、冷凍保存してあった青のり。



2カップの水で、ほぐした生節を4~5分煮る・・・。


酒大さじ2、うすくち醤油大さじ1、塩少々で味をつけ、青のりを入れて温まったら火を止める・・・。



これはですねえ・・・、ほんとに簡単にできるんですが・・・。


死ぬかと思うくらいウマイっす。



日本酒は、いつもより少ない2合・・・。





大根のお粥でシメる・・・。





金欠を経て、なんだか健康的になった気分。



「やればできるじゃん。」


がんばるぞ。



と言いながら、お金が入った昨日は早速、晩酌前にスピナーズへ行き、ビールに水割りを飲んだのでした・・・。


そうなんかい。