このブログは50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん高野が、日々の自作料理を中心に、一人暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思われることも多々あるとは思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。
それから私高野が、テレビ出演することになっています。
3月3日(日)22時30分~ 「大阪ほんわかテレビ」
「常識はずれのことをする注目株」というコーナーに、5分くらい出る予定です。
関西ローカルの番組ですので、関西以外の方には見ていただくことができませんが、関西の方は、ぜひ見ていただけましたらと思います。
というわけで、昨日の晩酌は・・・。
生節と豆腐の炊いたの。
生節はカツオを蒸したもので、カツオ節のようにカチンコチンに干し上げる前の段階のもの。
春先に出回るもので、このままポン酢やショウガじょうゆで食べたり、フキやタケノコ、それに今回のように豆腐と炊き合わせたりする。
京都ではよく食べるものの一つのようで、鮮魚が手に入らなかった京都では、こういう魚の加工品を重宝したのだと思います。
生節を炊くには、初めに水で少し炊いて生節のだしを取ります。
生節のうまみが抜けきってしまわないよう、水の量をできるだけ少なくする必要があるので、小さめの鍋に生節や豆腐を隙間なくならべ、水もヒタヒタ加減にとどめ、落としブタをして煮るのがポイント。
味つけは、少し甘め。
生節は味がしみにくいので、火を止めたらしばらくそのまま置いて冷やし、味をしみ込ませるようにします。
鍋にだし昆布を敷き、生節と、生節と同じくらいの高さに切った焼き豆腐をならべ、ヒタヒタの水を張って中火にかける。
落としブタをし、沸騰してきたら弱火に落として5分煮る。
酒と砂糖、みりんをそれぞれ大さじ4くらいずつ入れ、2~3分。
しょうゆ大さじ2くらいを入れ2~3分、さらに味を見ながらしょうゆ大さじ2くらいを入れ、2~3分煮て火を止める。
そのまましばらく置いて冷やし、味をしみ込ませる。
好みで七味をふって食べる。
あっさりとして素朴で、かつ上品な味。
あとは冷蔵庫に入っていた粕汁。
大根の葉と皮のじゃこ炒め。
すぐき。
昨日も晩酌前、四条大宮のタリーズで仕事を終え、スピーナーズでチョット一杯。
一人いたお客さんもすぐ帰り、ぼくはイケメンバーテンのコウイチ君に相手をしてもらいながら生ビールを飲む。
今日もサクッと一杯飲んで帰れるかと思ったら、九十九一似の男性と、桐島かれん似の女性が来た。
九十九一は仕事仲間の「伏見のトム・クルーズ」を同行し、ギターを取り出し弾きはじめる。
雰囲気が盛り上がってきたものだから、ぼくは生ビールをお代わりした。
九十九一と桐島かれんとは、料理の話で盛り上がった。
桐島かれんが料理上手なのは知っていたけれど、話を聞くと、九十九一もかなりのもの。
十八番の「豚キムチ」の作り方は、何ともうまそうだった。
ここで紹介すると・・・。
豚肉は、蒸し豚を使うのが一番おいしいけれど、バラ肉やコマ肉でもいい。
ゴマ油でサッと炒めたら、しょうゆとみりんで味つけする。
キムチを汁もたっぷり入れ炒めたら、火を止めて生卵を割り落とし、全体を混ぜてフタをする。
卵が半熟加減になったら、冷ご飯にかける・・・。
これは今度、ぼくもぜひ作ってみたいと思った。
そうこうするうちに、熊の男性が来た。
そこで生ビールをもう一杯。
家に帰ったら11時。
うすい芋焼酎水割りにレモン汁をたらしたのを飲みながら、生節を炊く。
生節には燗酒。
酒を飲み終わっても、肴がまだ残っていたから芋焼酎水割りレモン。
肴がなくなってしまったら、デザートの日向夏みかんを出してきて、さらに芋焼酎水割り。
「この意志の弱さは何なのよ。」
朝は生節のだしを薄めてうどん。