2013-02-25

おでんは肉を入れるとウマい。
「スペアリブおでん」

こんにちは!ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは50歳バツイチ独身ひとり暮らしのおっさん高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思わることも多々あるとは思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。





さて昨日の晩酌は・・・。



スペアリブおでん。



寒い冬の日、おでんに熱燗といえば最高の取り合わせ。
おでんは何でも好きなものを入れればいいわけですが、定番の大根や卵、ちくわなど魚のすり身系のほかに、肉類を入れるとまたうまい。

関西以西では牛すじを入れるのが定番ですが、今回はスペアリブを入れました。
スペアリブは下ゆでをして、アクを抜いてから煮込みます。



まずは下ゆで。
大根とジャガイモは竹串がすっと刺さる程度、コンニャクは4~5分。
スペアリブは、あれば長ねぎの青いところにショウガといっしょに、煮立たせないよう30分。



スペアリブは下ゆでしたら、そのまま30分ほど鍋に入れたまま冷まし、煮汁に溶け出たうまみを戻すようにする。
煮汁は捨てず、ラーメンやうどんのだしに使う。



昆布と削りぶしのだしに味をつけ、煮立たせないよう小さな火で、1時間ほど具を煮込む。


味つけは、だしが7カップなら、酒とみりん、うすくちしょうゆを1/2カップ(大さじ7)くらい、塩少々。

卵は殻がついたまま煮て、15分たったら殻をむき、また戻すのでもいい。

おでんは煮たら、必ずそのまましばらく置いて、味を染みさせる。



食べる直前に水菜をサッと煮て、からしを添える。


煮立たせずに煮た豚肉は、プリプリの食べ応え。






昨日はさらに、昼も夜も、飲み続け。
昼は千本綾小路下ルにある、一杯飲み屋「美月」でビール。


Kajuやスピナーズで知り合った円広志似の男性が、月に1ぺん日曜の昼にバーテンをするというので遊びに行った。

円広志は30代前半。
若い世代は酒を飲まない人も増えている昨今だけれど、円広志は毎日必ず飲むのだそうだ。

しかも飲むと必ず記憶がなくなるというから頼もしい。



先日はスピナーズで、やはり酒が強いことには定評がある熊の男性と飲み比べをし、堂々勝利したとのこと。
その話をKajuでして、

「結局参加者は2人だったにしても、広く参加を募って開催された飲み比べ大会で勝ったのだから、ぼくは四条大宮の酒豪暫定一位だ」

と言ったものだから、Kajuさんが噛み付いた。

「それはぼくと飲み比べをしてから言ってくれ。」

Kajuさんはテキーラをショットグラスで50杯、別のときには日本酒を2人で5升、飲んだことがあるのだそうだ。
先日の新年会で、大皿に並々と注がれた日本酒を一気飲み、他の人は皆潰れていたところ、Kajuさんだけは平気な顔をしていた。

そこで改めて、Kajuさんを含めて飲み比べをしようという話になった。



話の流れで、

「自分より酒が強い人は今まで見たことがない」

というぼくの彼女も誘われて、予定が合えば参戦することに。

酒は好きだが強くはなく、テキーラなど5杯も飲めば記憶がなくなるぼくは、飲み比べなどするつもりはなかったけれど、誘いを断りきれず、やはり参戦することになってしまった。

ぼくには勝ち目がまったくない以上、あとは「どう爽やかに負けるか」を考えるしかないことになっている。



晩酌前には、西木屋町にある「キャロル・キング」。


河原町交差点をちょっと下がり、「CoCo壱番屋」の角を東、どんつきを南へ行き、「最後の楽園」の看板のすぐ先を奥に入ったところにあるキャロル・キングは、京都の有名バンド「片山ブレーカーズ」のベーシスト、大橋吐夢君がやっている。

昨日は吐夢くんは不在だったけれど、スピナーズで仲良くなった30代前半鳳蘭似の女性が毎週日曜日にバーテンをしているということで、冷やかしがてら遊びに行った。



カウンター3席、テーブル3卓ほどの小ぢんまりとした暖かい雰囲気。


ぼくはバーボンの水割りを2杯ほど。






鳳蘭は、スピナーズにお客としているときは、それほど喋るほうではないけれど、カウンターに立つと饒舌になる。
あれこれ話し、くつろいだ時間を過ごした。

入金の予定を勘違いしたために、金曜に極度の金欠に陥ってしまったぼくは、土曜日に彼女に金を借りた。
しかしそれも、連日飲み続けで昨日の夜にはなくなってしまったから、ことさらに大きな顔をして、彼女に勘定を支払うよう催促する。



「お金を借りたりしていると嫌われるよ。」


そのうち100倍にして返すよ。