2012-09-25

イワシ焼き、中抜き菜のじゃこ炒め

おっさんの昨日の晩酌は・・・。

イワシは今がまさに旬。
スーパーでも魚屋でも、丸々太ったのが激安価格で売っている。

イワシはまずはただ塩焼きすればうまいけど、塩焼きばかりではしょっちゅうは食べられない。

そこで今回は手開きしたイワシをフライパンで焼いてみる。
イワシを手開きするのは全然むずかしくないし、できるようになると応用範囲が広いから色々ちがったイワシ料理が作れるようになる。
初めのうちは失敗しても、2~3匹でもやるうちに、コツがつかめるようになるとおもうよ!





まずはイワシをよく洗ってペーパータオルで水気をふき取る・・・。

包丁で頭を落として腹から尾のところまで切込みを入れ、ハラワタをかき出す。
横に持ち、両手の親指を背骨の上に入れながら、背骨と身をはずしていく。

反対側も同じようにやったら背骨をつまむようにして身からはずし、尾びれのところで引きちぎる。





開いたイワシに軽く塩コショウして片栗粉をまぶす・・・。

ハラワタの残りや血はコクのもとになるから、洗い流してしまわないのがポイント。





フライパンにサラダ油少々をひき、まずは皮目、つづいて身を中火でこんがりと焼く・・・。






イワシ焼きの出来あがり!

青ねぎでもふって、ポン酢しょうゆをかけて食べる。





あとは中抜き菜のじゃこ炒め。
スーパーや八百屋へ行くと、ぼちぼち冬野菜が出回るようになっている。
中抜き菜は間引きをした大根のこと。
他の青菜にくらべると値段が安く、大きな束が100円とかで売っている。





水でよく洗って水気を切った中抜き菜をざく切りし、強火にかけたフライパンにゴマ油をたっぷりひいて、まずは根の部分を炒める・・・。

つづいて葉を入れ、しんなりとしてきたらちりめんじゃこを入れる・・・。





しょうゆ少々を鍋肌からまわし入れれば出来あがり!






イワシ焼き・・・。

ホクホクのサクサク。





中抜き菜のじゃこ炒め。

素朴な味がする・・・。





和久井映見はおっさんと買い物などへ連れ立って行くとき離れて歩く。

「一緒にいると恥ずかしい・・・」

商店へ行けば、お店の人と大きな声で長話をする。
スーパーでもレジの女性と挨拶の言葉をかわす。
レストランでも店員にあれこれと質問する。
どこへ行っても王様気分で他人に話しかけるから、一緒にいるとどうしていいかわからなくなるのだそうだ。



でもおっさんは思う。

ネットでちまちま検索するより直接人に聞いたほうが早い。
それに知り合いや友だちが増えるのはいいことだ・・・。



「おっさんはどこへ行っても生きていけるね」

和久井映見は言う。

「自己中心的と言われても、人間まずは自分を信じるしかないからな」

おっさんは応える。



そこへチェブ夫が口をはさんだ。

「みんなただお客さんだと思って親切にしてるだけだよ」

おまえはほんとにひねくれた奴だな。