2012-08-22

スズキのワイン蒸し

きょうの晩酌。







何もせずにうまいものをうまいとおもうのはつまらない。
そのままではあまりうまくないものを何とか手をかけおいしく食べようとするところに、おもしろさがあるとおもう。
その代表がラーメンだとおもえる。
魚はただしょうゆをかけて食べればうまいのに対して肉にしょうゆだけかけて食べてもおいしくないことからもわかる通り、本来肉としょうゆは相性がよくない。
それを何とか、無理やり合わせようとするところに、ラーメンのおもしろさがあるとおもう。






魚なら青魚。
白身の魚ならただ刺身にしてしょうゆをつけて食べればうまいけれども、サバなどの青魚はそのまま食べてもそれほどうまくない。
それを酢でしめたりしてみることでおいしく食べようとするところに、おもしろさがあり愛着もわく。
だから白身魚の切り身などはほとんど買わない僕なのだけれど、昨日は魚屋のオススメだったスズキの切り身を買うことにした。
でも抵抗して洋風メニュー。






フライパンにオリーブオイルを引きみじん切りにしたニンニクと玉ねぎを中火で炒める。







2分の1カップほどの白ワインを入れ煮立ったら、軽く塩コショウしたスズキとピーマン、赤ピーマン、しめじなどの野菜を入れ、フタをして10分ほど、弱火で蒸し焼きにする。







10分たったらスズキを取り出し、残った汁にレモン汁少々、隠し味程度のしょうゆ、それに塩で味をつけソースを作り、野菜といっしょにスズキにかければでき上がり。







洋風の味付けにも、クセのないスズキはうまいこと合わせてくる。







「さすがだねー」
ソツがないやつだよな。






豆腐のサラダ。
うす切りの玉ねぎとみじん切りのニンニク、ちりめんじゃこ、オリーブオイルとレモン汁と塩が味付け。






酒は白ワイン。