2012-08-05

イワシつみれ汁

毎日暑い日がつづきますね。

夏はもうまっ盛り、夏が好きなおっさんは、ほんとうこういう天気のいい土曜や日曜、どこかへ出かけて昼からビールでも飲みたいところなのだけれど、あまりの金欠のため、家で仕事・・・。

近所では三条会商店街の屋台村やら、西院のミュージックフェスタやら、面白そうな数々のイベントが開催されているのだけれど、おっさんは家で仕事・・・。

しかしこの金欠は、先月多めに金が入ったのを、祇園祭やらなにやらで浮かれ、ぜんぶ飲んでしまったのが理由ですから、まさに自業自得、仕方がありません。



というわけで、おっさんの昨日の晩酌、
イワシのつみれ汁。



イワシはこの時期、パックに山盛りで入ったのが、100円とか150円とかいう値段で売られている。

しかも安いからまずいのかといえば、そんなことはなく、旬で脂が乗りまくってきているから、ほっぺたが落ちるかと思うような味がする。

さらにイワシなどの青魚は、DHAやらビタミンB群やら、栄養満点で夏バテも防ぐという話ですから、これほどありがたいものはありません。



イワシはただまるごと塩をふって焼くだけでも、とてもおいしいです。

新鮮なら酢じめにしてもいいし、梅干しと一緒にコトコト煮込むのもうまい。マリネやトマト煮など地中海風の味付けにするのもまたバッチリ合う。

イワシやあさりなど、世界中のどこででも、大量に穫れるものは、料理も世界中の人達が、さまざまに開発していますから、それを1つ1つひも解いていくのも、また料理の醍醐味ですよね。



昨日作ったつみれ汁も、またイワシの代表的な料理の1つ。

イワシをさばいたりたたいたりするのは、たしかにちょっと面倒くさいけれど、でき上がりはなんともホッとする、やさしい味になります。

それでは早速、やってみましょう!






イワシは頭を落とし、ハラワタをかき出して手開きにする。
手開きは意外に簡単だし、つみれにするのにきれいに開く必要はありませんから、やったことがない人も、ゼひトライしてみてください。
腹の側から両手の親指をさし込み、背骨をしごくようにしながら、背骨と身をはずしていく。
さらにちょっと面倒でも、皮もむいておいたほうが、つみれの色がきれいになります。



包丁でよくたたいてペースト状にする。




みじん切りしたゴボウを2分の1本くらい、みそとおろしショウガと塩を少々、それに片栗粉をふり込んで、粘り気がでるまで手でよくこねる。




出しで短冊に切った大根を5分くらい煮る。




スプーンで丸く形をととのえたつみれを鍋にいれ、10分ほど煮る。
酒とみりん、うすくちしょうゆに塩でうどん出しくらいの味を付け、ざく切りした青ネギをひと煮すればでき上がり。






七味をふって食べる。




ふんわりとしたつみれがうまいのはもちろん、イワシのうまみがでた出しがまたうまい。