「バー」というのはどうしても、お酒を飲みながら「会話する」ための場所になります。
でも僕の場合どうしても、しゃべりすぎたり、しゃべり足りなかったり、うまくいかないことも多い。
ところが最近通いはじめた鉄板焼屋。
鉄板焼屋は、「食べる」ことが目的だから、「しゃべる」ことには期待しない。
そうなると、気がラクなこともあることがわかってきました。
昨日も家で晩酌をおえた12時過ぎ、あと1杯、外で飲みたい気持ちになってしまう。
べつに話したいわけではない。
ただ人のいるところで酒が飲みたい・・・。
そういうとき、鉄板焼屋はうってつけ。
入口近くの、鉄板前のカウンター。
角ハイボール180円に、280円の冷奴をたのみ、鉄板を焼くお兄ちゃんや、お客さんを眺めている。
べつに、しゃべらなくてもいい。
お兄ちゃんも、2こと3ことは話しかけてくるけれど、あとはだまって鉄板を焼いている。
カウンターにはほかにお客さんもいるけれど、やはり2こと3こと、ことばを交すだけ。
だまって酒を飲み、つまみを食べる。
「食べる」ことが目的だから、つまみをたのめば、居場所がある・・・。
ところがその鉄板焼屋、1つだけ欠点があるんです。
「店員のお姉ちゃんが、かわいい・・・」
これまで3回行き、そのたびにちがうお姉ちゃんがいるんですが、そのどの子も、若くて美人。
しかも昨日は、以前べつの店で会い、話したことがある子だった。
そうなるとこちらも、やはり色々考えてしまう。
「なんて話しかけようか・・・」
昨日は、
「前にお会いしましたね」
といったら、
「そうですね・・・」
とのこたえだった。
また行ったら、その子はいるのかな・・・。
今度会ったら、もうすこし色々話せるのかな・・・。
って期待しても、ダメですから。
天然鯛が安い。
天然鯛といえば、養殖モノの2~3倍の値段がするのが相場だけれど、こないだもスーパーで、カブトが100円。
養殖モノより安い。
今季は桜鯛が豊漁なのだそうです。
昨日も魚屋で、天然鯛の切り身が180円。
ほんとは別のものを食べようかと思っていたけれど、桜鯛ももう終わりだし、これは買わないわけにはいきません。
鯛の切り身は、やはり塩焼き。
何もせず、ただ塩をふって焼くだけで、最高にうまいけど・・・。
あと焼き加減も、微妙に足りなかったかも・・・。
でもおいしいです。
あとは八百屋で、万願寺唐辛子。
万願寺唐辛子はまだ出始めで、旬になるのはこれからだけど、あの果物のように甘い味は、時々食べたくなる。
フライパンにサラダ油をすこしひき、1つまみのじゃこを中火で炒める。
香りが立ってきたら、ヘタを落とし、半分に割り、タネを取った万願寺唐辛子をすこし炒める。
ヒタヒタ加減の水をいれ、酒とみりん、うすくち醤油で淡めに味付け。
それから煮ること20~30分。
はじめはフタをし、コトコト炊いて、最後はフタをはずして火をつよめる。
汁をちょっと残すくらいに煮詰めてしまう・・・。
でもおいしいです。
豆腐屋で厚揚げ。
厚揚げをサッと焼いて食べるのは、一度やったらやめられません。
青ねぎにショウガ醤油。
ちょっと飲み過ぎ。
しかもこれから、さらに飲みに出てしまうのですから、この酔っ払い、何を考えているのでしょう。
昨日もいい天気・・・。