2011-04-25

宮城 「浦霞」

昨日の昼めしは、毎度おなじみ、新福菜館三条店。

ビールにキムチ、中華そば(並)にチャーハン。
これは何度食べても、つくづくうまいのだ。

先週この店に来たときに、お客さんが「ありがとう」と言って、またその「ありがとう」が、「とう」にアクセントがある関西風の調子なのだが、それで店を出たのを見て、僕も真似してみたのだが、そしたらやはり、それまで「どうもー」とか、「ごちそうさまでしたー」とか、東京風の挨拶をしていたときよりも、店員の反応がいい感じがした。
挨拶というのは子供のころからの教育で叩き込まれているせいだろう、他のことばはけっこう京都弁ぽく話せるようになっても、どうしても「おおきに」とか、口から出てこなかったのだけれど、それ以来、この頃は、「おおきに」「ありがとう」、けっこう使えるようになってきている。

晩酌は豚コマ肉とほうれん草の常夜鍋。

酒は宮城県塩竈市の「浦霞」、純米酒。
まだ一升瓶が、酒屋に出回っていないので、とりあえず4合瓶で買ってみた。
これはうまい。
広島「賀茂鶴」にも似た、非常にバランスがいい酒。
日本酒の風味とか、酸味とか、いろいろ複雑な味がするのだけれど、どれ一つとして突出することなく、全員がお行儀よく、たがいに協力しあっているという感じ。
福島と岩手は、ちょっとした癖があるようにおもったが、これは王道ですな。

ここの蔵元は、震災による被害はそれほどでもなく、復旧にむけ一歩一歩進んでいるのだそうだ。
また浦霞一本につき5円を、地域の復興のためにあてるとのこと。
http://www.urakasumi.com/

今朝はうどんを食った。
冷凍うどんを鍋で温め、ほぐれたら温かいまま丼に入れて、おかかと醤油をかけ、七味をふって食べる。
これがうどんの食べ方としては、もっとも簡単なのじゃないか。
しかもかなりうまい。