2010-12-25

誠の湯

土曜日はサウナの日。
いつも「壬生やまとの湯」へ行くのだけれど、今日は前から何人かに、ここがいいと聞いていた、「誠の湯」。
家からほど近い、島原にある。

島原はむかし花街だった場所。
今でも茶屋が、一軒だけ営業している。

大きな揚屋も残っている。
ここでは西郷隆盛などの勤王の志士が会議をしたり、それを追い求めて新選組が出入りしたりしたのだそうだ。

誠の湯はその中にある。

スーパー銭湯的な位置づけで、ふつうにお風呂だけでも入れるし、旅館も併設されていて、泊まることもできる。

中は上等な旅館のような造り。
廊下には畳がしかれ、木がたくさん使われている。

2階にはお食事処もあり。

昼膳のぶりのみぞれ鍋、食べてみたいと思ったが、今日は寝坊し午後になって出掛けてしまって、2時半のオーダーストップ、風呂から出たら、もう時間が過ぎていた。

3階が大浴場、4階はサウナと露天風呂。
外から見るより広々として、露天風呂も気持ちがいい。
サウナは檜が使われていて、おだやかな熱さ。
湯は「遠赤外線溶岩風呂」とのこと、温泉ではないけれど、効能はあるみたいだ。
「イベントの湯」という漢方のお風呂があって、これはかなりキク感じがした。

意外なことに、施設としてはかなりよく、値段もそれほど高くはないが、けっこう空いていた。
僕の他には、お客さんは数人ほど。
土曜の午後、やまとの湯だったら、芋洗いに近いと思うが、こちらは旅館も付いているから、やはり夜が中心なのか。
でもお客としては、空いているには越したことはなく、ゆっくりと気持ちよくくつろいだ。

1階にはロビーもあって、ビールやつまみ、ソフトドリンクが飲めるようになっている。

当然ビール。
それに乾きもの。
午後も遅い時間になってしまったし、昨日は晩酌、腹いっぱい食べてしまって、今日はそれほどお腹も空いてなかったので、食事はやめて、これだけ飲んで、買い物して家に帰った。

帰ったら、言うまでもなく昼寝した。
極楽極楽。