2010-10-07

豚バラ肉と水菜の鍋


いやたまらん。
鍋。
毎日毎日、鍋のことになると、たまらんとしか書かないわけだが、いやしかし実際たまらん。
自分なりに、なぜこんなにたまらんのか、結論は出したように思ってるのだが、このたまらなさは、たまらんな。
押し寄せるたまらなさ。
こんなにたまらん気分にさせられるのは、人生でそうそうはないな。
朝サウナ&ビールくらいじゃないか。

鍋もいろいろチャレンジしてるが、どうもこの豚バラ肉と水菜の鍋が、ホームポジションだな、僕としては。
これは手軽だし、うまい。
僕はもともと、豚肉や鶏肉と、水菜の組み合わせというのは、すごく好きなのだが、鍋にするには、鶏肉だと、どうしてもパサパサになる感じがあって、ところが豚バラ肉というには、もちもち感が、しばらく鍋に浸かったままにしていても、なくならないのだな。
ちなみに豚バラ肉は、しゃぶしゃぶ用の極うす切りのやつよりも、ふつうの、ちょっと厚い目のやつのほうが、こうやってふつうに鍋にするにはうまい。

それから水菜。
水菜を鍋に入れるということについて、すごいと思うのは、鍋というのは、まあ僕の場合、材料はできるだけどっさり入れてしまって、煮えたらあとは、火を最弱にして、沸騰しないで温まったままでいるようにしながら食べる、ということになるわけだ。
ふつう野菜は、そうやって置いておくだけで、どんどん火が通って、くたくたになってしまうものなわけだが、水菜は違うのだな。
沸騰させない限り、シャキシャキ感がなくならない。
これってすごくないか。
たぶん100度にならないと、やわらかくならないということだと思うのだが、水菜の場合、つまりまさに鍋のためにある野菜と言っても、過言ではないわけだよな。

それから、その豚肉と水菜に、油揚げとしめじを合わせるというのも、僕はたまらない。
これまさに、四者会談ともいえる、最強メンバーじゃないか。
豚肉としめじの相性、そして水菜と油揚げの相性、それぞれ最強なのであって、どんな組み合わせで食べても、間違いがない。
こういうことも言うまでもなく、たまらんことの大きな理由になっているわけだ。

これは汁に味をつけても、水炊きにしてポン酢で食べても、どちらもうまい。
ポン酢にする場合、大根おろしがまたこれが、豚肉に最強の相性となっているわけだ。
好みで2ラウンド目には、唐辛子をふったりしても、もちろんのことまたうまい。