2010-09-24

蒲田で最強の中華 「香楽園 蒲田西口店」

蒲田というのは、ほんとにガシャガシャした街で、小さな飲食店が、蒲田駅の西側にも、東側にも、延々と軒を並べているわけで、なにしろ飲み屋の件数としては、東京で第一位、新宿より多いというのだから、そのすごさが知れようというものなのだ。
そこに外国人、以前は韓国人も多かったが、最近では圧倒的に中国人が入り込んで、スナックやらマッサージ店やらをやっていて、夜になるとそこのオネエちゃんたちが街角のあそこここに立って、客引きをしていたりするわけだ。

そういう街だから、蒲田には中華料理屋が山ほどあって、有名な「羽根つきギョウザ」というのも、蒲田が発祥だったりするのだが、そのなかでも、この「香楽園」が、最強の店であると、僕は思っていたりする。
なぜかというと、以前、中国マッサージ、健全なやつです、のオネエちゃんと食事に行こうという話になって、そのオネエちゃんに案内されて来たのが、この店だったからだ。
中国人が好んで通う中華料理屋が、いちばんうまいに決まっている。

昨日は、昼間とは別の知人と、蒲田で晩めしを食おうという話になっていて、やはりこういう、超弩級の異国情緒が好きな人なので、この店に来ることにした。

テーブルが6卓くらいの、あまり広くない店なので、食事時だと、いっぱいになっていることが多い。
昨日もやはりそうで、予約しておいて正解だった。
夜もふけて、深夜12時を過ぎたころになると、仕事を終えた中国人が、わんさか集まる。
夜遅く、というか、明け方までやっているから、そういう時間に来ると、また中国に来たような気がして楽しい。
店員はもちろん、全員中国人。

料理は、日本にあるふつうの中華料理屋には、まず置いていないような、魚介のメニューやホルモン系のメニューなどがいろいろある。
しかも値段は、500円前後が中心。

まずは紹興酒。
酒も、チンルーチューだのなんだの、中国のいろんな酒が置いてある。

お通し。
冬瓜の炊いたん。

そしてギョウザ。
ギョウザはなんと、一人前105円なのだ。
もちろんきちんと、羽根が付いている。

今日のおすすめだという、アワビだったかな、の料理。
蒸して、タレをかけた、という感じのもの。

空芯菜。

牡蠣としめじの炒め物。

二人だったから、これでじゅうぶん腹一杯になったが、酒を3杯くらいずつ飲んで、お勘定は総額5,000円強。
よろしいのじゃないでしょうか。