2010-09-11

朝ビール

毎週土曜日は、朝から壬生松原町にあるサウナへ行き、それからビールを飲むと決まっている。

サウナはこれまで、それほど好きというわけでもなかったのだが、このあいだ、東京へ夜行バスで行って、そしたら、ちょっと飲んでからバスに乗ってしまったせいだろう、脚がむくんで、しかも左脚のすねのあたりが痛くなってしまって、その痛みが2週間ほど、取れなかったことがあった。
マッサージへ行っても取れなかった痛みだったのだが、それがサウナへ行ったら、すっきりとなくなり、サウナの威力を思い知ったというわけなのだ。
人間、年を重ねてくると、昔なら何もせず放っておいて大丈夫だったことが、それなりのメンテをしないと、うまくいかなくなるのだな。

サウナに入る作法というものは、人によりそれぞれ一家言あるものと思うが、僕は浴室へ入ったら、軽くからだを流して、まずサウナ。
これが体内で滞っていた交通が、じんわりほぐれていく感じがして、気持ちいいわけだ。
そして水風呂。
当然これが気持ちいい。
サウナというのは、水風呂のためにあると言っても、まったく過言ではない。
そしてふつうの風呂、または露天風呂。
これがまた、水風呂でかじかんで、霜焼け状態になっていた皮膚が、温まってチクチクとして、なんとも気持ちいいとくる。
水風呂は、このふつうの風呂のために、あるということになる。
そしたら、からだを洗ったり、しばらく休憩したりして、もう一回、サウナ、水風呂、ふつうの風呂をくりかえし、上がってくる。

するといよいよ、待ちに待った、ビールの時間。
サウナでの儀式のすべては、この一杯のビールのためにある。
ビールはサウナの休憩室で飲むこともあるが、今日は先週行った、京都中央卸売市場、関連12号棟にある食堂で、飲むことにした。

食彩よしもと
市場の中だから、安く魚料理が食べられるのだが、この店はほかが1時頃には閉まるところ、午後2時半まで開けていて、市場以外の人にも、広く門戸をひらいている。

メニューは、魚料理を中心とした、各種定食。
日替わりの昼定食と、そのほか本日のメニューもいくつかある。

卓上にあらかじめ置かれている、キャベツの浅漬けを肴に、まずビール。
いやたまらん。
浅漬けには、横にいた人をまねて、醤油と一味をかけてみた。

食べたのはお造り定食。
ごはんと味噌汁は、あとで出してもらうようにする。

お造りはびんちょうまぐろ。
これは前回と同じだったのだが、たまたま重なったのかな。
よくわからん。
しかしまあとくべつ文句はない。

この店は、小鉢がまたすごい。
京都だからな、魚料理よりは、やはり野菜料理が、伝統なのだろう。

オクラとささみを、マヨネーズで和えたもの。

切り干し大根。

青菜とじゃこ、わかめの炊いたん。

どれもきちんと作られていて、かなりうまい。

ビールが終わったら、ごはんと味噌汁。
ごはんと浅漬けは、おかわり自由。

ということで、昼間からいい気持ちになったあとは、いつも行ってるカフェでコーヒー飲んで、マッサージへ行って、さらに昼寝という、極楽のフルコースを満喫したのでしたとさ。
めでたし、めでたし。