2009-11-14

昼めし 「来頼亭」

南区で仕事だったので、西翠のこの店。土曜の1時半、店外で並んでいるのは数人だが、常に人が切れず、ずっと満員。男性客はもちろん、年配の夫婦連れ、子供連れ、若いアベックなどなど、まさに老若男女。観光客らしい人はあまりいなかったし、実際この店、観光ガイドなんかには、あまり載っていないじゃないかと思うので、地元の人に、長年愛されているという感じなんだろうな。
前も書いたが、この店のラーメンの味、一言でいうと、まろやか。だしは豚骨中心で、他にはあまり入っていないんじゃないかな、濃厚なコクがあるが、臭みを初め、とがったところが全くない。化学調味料も、使ってない感じだな。味も薄味で、足りない人は、醤油ダレを入れられるようになっている。
それに、ものすごく柔らかくゆでた麺。歯ごたえとかいう考えは、これっぽっちもない。それが汁をたっぷりと絡めながら、ズルズルと口から体内に流れ込んでいく、そんな感じだ。たしかに広島流のラーメンなのだが、かなり独特だよな。
今日はチャーシュー大、720円というのにしてみた。麺もチャーシューも、けっこうな量。チャーシューも、これが淡く味をつけたゆで豚を、極薄にカットしたという感じのもので、麺の最後の一口まで、このチャーシューもなくならなかった。