酒のつまみはやっぱり、炭水化物がないと、飲み過ぎてしまうんだな。
今夜はまだ10時前なのに、きちんと酔っ払ってきた。
ほうれん草の炒め。
ちょっと多めのサラダ油でにんにくのみじん切りを炒め、そこに全体にきちんと味が付く程度の、たっぷりの塩をふり、まずほうれん草の根の部分だけ切ったのを炒め、残りを三等分して、下のほうから順に入れて炒めていく。
中華だしの素を溶いたお湯をちょっと入れ、それで蒸し焼きにする。
これはかなりバッチリでした。
じゃがいもと卵の炒め。
たっぷりめのサラダ油でにんにくのみじん切りを炒め、拍子木にしたジャガイモを、透き通るまで炒める。
そこに溶き卵をジャー、っと入れ、塩こしょう。
悪くはないが、互いにちょっともそもそした感じで、ザーサイでも入れれば良かったかもな。
油がもっと多くても良かったのかも。
塩やきそば。
たっぷりめのごま油でみじん切りのにんにくを炒め、次に豚肉を入れ、塩こしょう、次に斜め切りの長ねぎと、細切りのしいたけを炒める。
日本酒をどぼどぼどぼと、けっこうたくさん入れ、すかさず蒸し麺を投入。
よくほぐして、きちんと焼く。
味付けは塩こしょう。
悪くはなかったが、にんにく、もっとたくさん入れたら良かったのかもな。
麺の生っぽい味が取れなかった。
広島中央卸売市場内 ラーメン「くうた」
市場のラーメン屋はうまいと、相場が決まっている。
この店はブログで見つけたのだが、広島中央卸売市場の中にあって、完全に市場で仕事する人を相手の商売だな。
ちなみにこのあたり、そそられる食堂がいくつかあったりして、また来てみたいな。
大盛りラーメン、500円。
普通盛りも500円、値段が変わらないのだ。
チャーシュー麺は600円。
市場価格だな。
まずスープ、僕はラーメン、まずスープをすするのだが、なるほど、マイルド、という感じ。
豚骨だしだと思うが、臭みは皆無、でもしっかりコクがある。
そのコクというのが、クリーミーの一歩手前という感じの、まろやかな味なのだな。
しょうゆの味は、かなり抑え気味で、化学調味料もたぶん、使ってないんだと思う、この滋味溢れる、やさしいだしの味が、前面に据えられている。
刺激を求める現代において、かなりの勝負師だな。
麺なのだが、上のブログのsinさんも言っているが、これがスープとイマイチ相性が良くないように感じた。
中細の、どちらかというとつるっとした麺なのだが、淡い味のスープに対して、若干存在感がありすぎるというか。
じゃあどうしたらいいのかは、わからないのだが。
しかしまあいずれにしても、全体として、このラーメンはうまい。
店主はちょっと、雰囲気として、上田正樹とか、って古くて知らない人もいるかも知れないが、みたいな、ミュージシャンとかによくいそうな、渋い感じの人。
このラーメンも、そんな、渋い味だ。
どんなだ。
広島 つけ麺・ラーメン くうた (ラーメン / 商工センター入口、新井口、井口)
★★★★☆ 4.0
この店はブログで見つけたのだが、広島中央卸売市場の中にあって、完全に市場で仕事する人を相手の商売だな。
ちなみにこのあたり、そそられる食堂がいくつかあったりして、また来てみたいな。
大盛りラーメン、500円。
普通盛りも500円、値段が変わらないのだ。
チャーシュー麺は600円。
市場価格だな。
まずスープ、僕はラーメン、まずスープをすするのだが、なるほど、マイルド、という感じ。
豚骨だしだと思うが、臭みは皆無、でもしっかりコクがある。
そのコクというのが、クリーミーの一歩手前という感じの、まろやかな味なのだな。
しょうゆの味は、かなり抑え気味で、化学調味料もたぶん、使ってないんだと思う、この滋味溢れる、やさしいだしの味が、前面に据えられている。
刺激を求める現代において、かなりの勝負師だな。
麺なのだが、上のブログのsinさんも言っているが、これがスープとイマイチ相性が良くないように感じた。
中細の、どちらかというとつるっとした麺なのだが、淡い味のスープに対して、若干存在感がありすぎるというか。
じゃあどうしたらいいのかは、わからないのだが。
しかしまあいずれにしても、全体として、このラーメンはうまい。
店主はちょっと、雰囲気として、上田正樹とか、って古くて知らない人もいるかも知れないが、みたいな、ミュージシャンとかによくいそうな、渋い感じの人。
このラーメンも、そんな、渋い味だ。
どんなだ。
広島 つけ麺・ラーメン くうた (ラーメン / 商工センター入口、新井口、井口)
★★★★☆ 4.0
2009-03-30
鳥取 海鮮丼「鯛喜」
口コミサイトで、鳥取市でランキング1位、県下でも2位の店。
やっぱり行ってみないとね。
鳥取砂丘の手前の、みやげ物屋が立ち並ぶ、その一角にあるから、完全に観光客相手だな。
何の洒落っ気もない、こじんまりした店構え、初めて来た人が肩入れしたくなるようなところ、あるのかもね。
と斜に構えた意見ばかり吐いているが。
海鮮丼もいろいろな種類があるのだが、やはりこここは、基本の海鮮丼、それもまぐろとカニが入った、「ちょっと豪華な海鮮丼」、1,470円を注文。
どーん。
いやこれ、けっこうすごかった。
ぶりに鯛、しめ鯖、イカ、まぐろ、ほたて、たこ、はたはた、カニ、などなど膨大な量の魚が、けっこう大振りなどんぶりに、所狭しと並べられている。
生きも良く、うまい。
山陰の海鮮丼、何度か食べたのだが、魚をヅケにしてあることが多く、もちろんそれはそれでうまいのだが、こちらは生、だし醤油をつけて食べるようになっていて、県外の人には、その方がうまさがわかりやすい、ということもあるのかもな。
しじみの味噌汁も、だしはしじみのみ、という感じの淡い味で、これも良かった。
まあしかしいずれにせよ、これで1,470円は安い。
大変満足しました。
山陰はやっぱり、魚がすごいな。
鯛喜 (たいき) (魚介料理・海鮮料理 / 鳥取市その他)
★★★★☆ 4.0
やっぱり行ってみないとね。
鳥取砂丘の手前の、みやげ物屋が立ち並ぶ、その一角にあるから、完全に観光客相手だな。
何の洒落っ気もない、こじんまりした店構え、初めて来た人が肩入れしたくなるようなところ、あるのかもね。
と斜に構えた意見ばかり吐いているが。
海鮮丼もいろいろな種類があるのだが、やはりこここは、基本の海鮮丼、それもまぐろとカニが入った、「ちょっと豪華な海鮮丼」、1,470円を注文。
どーん。
いやこれ、けっこうすごかった。
ぶりに鯛、しめ鯖、イカ、まぐろ、ほたて、たこ、はたはた、カニ、などなど膨大な量の魚が、けっこう大振りなどんぶりに、所狭しと並べられている。
生きも良く、うまい。
山陰の海鮮丼、何度か食べたのだが、魚をヅケにしてあることが多く、もちろんそれはそれでうまいのだが、こちらは生、だし醤油をつけて食べるようになっていて、県外の人には、その方がうまさがわかりやすい、ということもあるのかもな。
しじみの味噌汁も、だしはしじみのみ、という感じの淡い味で、これも良かった。
まあしかしいずれにせよ、これで1,470円は安い。
大変満足しました。
山陰はやっぱり、魚がすごいな。
鯛喜 (たいき) (魚介料理・海鮮料理 / 鳥取市その他)
★★★★☆ 4.0
西広島 「コーヒー&ピザ 不二屋」
西広島の駅の近くにある、喫茶と軽食の店。
かなり古い店らしく、外観は年季が入っている。
店内は、外観から想像するより明るく、それほど古い感じはしないのだが、奥のほうの席にテーブルの代わりにインベーダーゲームが据えられていた。
電源は入っていなかったが。
表の看板には「コーヒー&ピザ」と書かれているので、ピザが看板メニューなのだろうが、朝の7時から営業し、モーニングセットも充実しているから、一人暮らしの通勤客とかに一定の需要があるのだろうな。
僕はピザにはあまり興味がないので、今日はカレーを食べてみることにした。
チキンカレー(味噌汁付き)、650円。
味噌汁はコーヒーカップに入って出てくる。
わかめとお麩の具は、ティースプーンですくって食べる。
このこだわりって、何なのだろう。
チキンカレー。
フラッシュを焚いたら、ちょっとオレンジっぽく写ってしまったが、ほんとはもっと、普通の黄色。
インドカレーっぽい、スパイシーな感じは、まったくなし。
味は要は、家で鶏肉と野菜を煮込み、カレールーを入れて出来上がる味と、まったく同じ。
実際どうやって作っているかは知らないが。
でも僕の場合、こういうカレーのほうが好きだったりするかも。
たぶんこの店に食事をしに来る人は、一人暮らしの人が多いんだろうから、いいんだな、こういう味で。
不二屋 (フジヤ) (喫茶店 / 広電西広島(己斐)、西広島)
★★★☆☆ 3.0
かなり古い店らしく、外観は年季が入っている。
店内は、外観から想像するより明るく、それほど古い感じはしないのだが、奥のほうの席にテーブルの代わりにインベーダーゲームが据えられていた。
電源は入っていなかったが。
表の看板には「コーヒー&ピザ」と書かれているので、ピザが看板メニューなのだろうが、朝の7時から営業し、モーニングセットも充実しているから、一人暮らしの通勤客とかに一定の需要があるのだろうな。
僕はピザにはあまり興味がないので、今日はカレーを食べてみることにした。
チキンカレー(味噌汁付き)、650円。
味噌汁はコーヒーカップに入って出てくる。
わかめとお麩の具は、ティースプーンですくって食べる。
このこだわりって、何なのだろう。
チキンカレー。
フラッシュを焚いたら、ちょっとオレンジっぽく写ってしまったが、ほんとはもっと、普通の黄色。
インドカレーっぽい、スパイシーな感じは、まったくなし。
味は要は、家で鶏肉と野菜を煮込み、カレールーを入れて出来上がる味と、まったく同じ。
実際どうやって作っているかは知らないが。
でも僕の場合、こういうカレーのほうが好きだったりするかも。
たぶんこの店に食事をしに来る人は、一人暮らしの人が多いんだろうから、いいんだな、こういう味で。
不二屋 (フジヤ) (喫茶店 / 広電西広島(己斐)、西広島)
★★★☆☆ 3.0
2009-03-28
史上最強の居酒屋
今日も鳥取。
一昨日、繁華街を歩き回って、実は2軒の気になる店を見つけたのだが、そのうち第一位の方、一番気になった店が、一昨日は宴会で貸し切りになっていて入れなかったので、昨日は昼間から、そこに行くのを楽しみにしていた。
こげ茶を基調とした外観で、落ち着いた飲み屋風なのだが、普通飲み屋がだいたいは店の前に置いている、メニューとか、呼び込み文句のようなものが、この店にはない。
それどころか、ここが何屋なのか、居酒屋なのか小料理屋なのかスナックなのか、そういうことすら書いていない。
看板に書いてあるのは、「あ・うん」と人を食ったような店名、その字がまたうまいのか下手なのか、センスがあるのかないのか、わからないような毛筆なのだが、それに小さく、「天赦の祈り」という、これが店の性質を表そうとしたものなのだろう、それだけ。
これは明らかに、こういう商売の普通のやり方を無視しているというか、拒否しているというか、そういうことなわけで、大変好奇心を掻き立てられる。
入り口の上には暖簾をかけるための取っ手はあるのだが、実際には暖簾、掛けられていないので、たぶん店主はこの場所に居抜きで入って、手直しなどほとんどせず、そのまま使っているということなのだろう。
そういう安易というか、こだわりのない姿勢も面白い。
というわけで昨日、7時過ぎにこの店に出かけ、そしたら店主は営業時間中にもかかわらず鍵を閉め留守にしていて、縁がなかったのかな、やっぱりと思いながら、それから1時間近く、時々様子を見ながら他の店を探し、これで最後と思って様子を見に行ったら、それでやっと、入ることができたというわけなのだ。
それから数時間、僕は最高にくつろいだ、楽しい時間を過ごした。
そしてこれ以上はない満足感に浸って、ホテルに帰った。
果たして店の内実は、店構えから僕が感じ取った、その通りの内容だったのだが、それをくどくど書くのは、ただ長くなるばかりで面白くないし、料理の写真も、店主に「それは自信がないから」と断られたので、書かない。
店主は30代と思しき女性で、元々会社勤めをしていた所、色々な経緯で、5年前、アルバイト程度の飲食店経験でこの店を始めたそうだが、この店は、その店主の人格そのものなのだな。
それ以上のものも、以下のものもない。
それに惹かれてお客さんも集まり、なんとも気取らない、和気あいあいとした雰囲気をかもし出している。
そして衝撃だったのは、お勘定。
この店、メニューが店内にも、一切なく、まず、何があるんですか、と店主に尋ねるところから始まるので、個々の料金は分からないのだが、飲食した内容から考えて、この位は取られるだろう、と思った値段の、半分以下だった。
店主が一人、生活していけるだけの売り上げがあればいいから、ということなのだろうが、それにしても、の金額だったので、お金をもう少し渡そうとしたが、受け取らなかった。
住所などを書いたカードも用意されておらず、ネットにも情報がなかったので、詳細は不明。
鳥取駅から県庁に渡って広がる繁華街の中に公園があって、その隣にある。
営業時間は、午後5時から、深夜12時。
でも3時頃から来るお客さんもいたり、深夜1時過ぎまで、人が引かない場合もあるそうだ。
日曜・祝日定休。
ちなみに看板の字は、店主が自ら、書道などの心得はまったくなしに、書いたものだそうだ。
一昨日、繁華街を歩き回って、実は2軒の気になる店を見つけたのだが、そのうち第一位の方、一番気になった店が、一昨日は宴会で貸し切りになっていて入れなかったので、昨日は昼間から、そこに行くのを楽しみにしていた。
こげ茶を基調とした外観で、落ち着いた飲み屋風なのだが、普通飲み屋がだいたいは店の前に置いている、メニューとか、呼び込み文句のようなものが、この店にはない。
それどころか、ここが何屋なのか、居酒屋なのか小料理屋なのかスナックなのか、そういうことすら書いていない。
看板に書いてあるのは、「あ・うん」と人を食ったような店名、その字がまたうまいのか下手なのか、センスがあるのかないのか、わからないような毛筆なのだが、それに小さく、「天赦の祈り」という、これが店の性質を表そうとしたものなのだろう、それだけ。
これは明らかに、こういう商売の普通のやり方を無視しているというか、拒否しているというか、そういうことなわけで、大変好奇心を掻き立てられる。
入り口の上には暖簾をかけるための取っ手はあるのだが、実際には暖簾、掛けられていないので、たぶん店主はこの場所に居抜きで入って、手直しなどほとんどせず、そのまま使っているということなのだろう。
そういう安易というか、こだわりのない姿勢も面白い。
というわけで昨日、7時過ぎにこの店に出かけ、そしたら店主は営業時間中にもかかわらず鍵を閉め留守にしていて、縁がなかったのかな、やっぱりと思いながら、それから1時間近く、時々様子を見ながら他の店を探し、これで最後と思って様子を見に行ったら、それでやっと、入ることができたというわけなのだ。
それから数時間、僕は最高にくつろいだ、楽しい時間を過ごした。
そしてこれ以上はない満足感に浸って、ホテルに帰った。
果たして店の内実は、店構えから僕が感じ取った、その通りの内容だったのだが、それをくどくど書くのは、ただ長くなるばかりで面白くないし、料理の写真も、店主に「それは自信がないから」と断られたので、書かない。
店主は30代と思しき女性で、元々会社勤めをしていた所、色々な経緯で、5年前、アルバイト程度の飲食店経験でこの店を始めたそうだが、この店は、その店主の人格そのものなのだな。
それ以上のものも、以下のものもない。
それに惹かれてお客さんも集まり、なんとも気取らない、和気あいあいとした雰囲気をかもし出している。
そして衝撃だったのは、お勘定。
この店、メニューが店内にも、一切なく、まず、何があるんですか、と店主に尋ねるところから始まるので、個々の料金は分からないのだが、飲食した内容から考えて、この位は取られるだろう、と思った値段の、半分以下だった。
店主が一人、生活していけるだけの売り上げがあればいいから、ということなのだろうが、それにしても、の金額だったので、お金をもう少し渡そうとしたが、受け取らなかった。
住所などを書いたカードも用意されておらず、ネットにも情報がなかったので、詳細は不明。
鳥取駅から県庁に渡って広がる繁華街の中に公園があって、その隣にある。
営業時間は、午後5時から、深夜12時。
でも3時頃から来るお客さんもいたり、深夜1時過ぎまで、人が引かない場合もあるそうだ。
日曜・祝日定休。
ちなみに看板の字は、店主が自ら、書道などの心得はまったくなしに、書いたものだそうだ。
2009-03-27
鳥取 酒肴処「しもむら」
今日から鳥取。
晩飯を食おうとホテルで店を尋ねたが、イマイチぱっとした答えが返ってこなかったので、1時間くらいかけて繁華街を隅から隅まで歩いて、店を一軒一軒、眺め回った。
そうすると、店のある場所とか、店構えとか、そういうものから、光線を送ってくる店が何軒かはあるんだな。
この店は繁華街の中心から微妙に外れた場所にあって、僕はそういう所が好きなのと、この看板の文字、
それに引かれて入ってみることに決めた。
訊いたらこの文字、店主の知り合いの和尚さんに書いてもらったものだそうだ。
カウンターのみ10席程度の小さな店。
壁に写真やらなにやら、色々貼ってあって、雑然とはしているが、嫌な感じではない。
店主は50代くらいだろうか、朴訥とした、やさしい感じの男性で、この店を始めて10数年だそうだ。
時々来るというお客さんが先に一人いて、鳥取県警の人だそうだが、広島の交通事情やら何やら、色々話をしたのも楽しかった。
まずビール。
お通しはつみれと菜の花。
せっかくだから、刺身を頼んだ。
水だこ。
はたはた。
山陰の魚はうまいよな。
あと、かつおの酒盗。
酒は鳥取の地酒だという、諏訪泉。
はたはたは、頭と骨を焼いて出してくれる。
ほんとは焼いたものか煮たものを頼もうと思っていたのだが、これだけでけっこう時間も経ち、お腹もいっぱいになったので、しめ、
麦とろご飯。
わかめ汁。
店主やお客さんと、色々話しながら、おいしい酒を飲み、肴をつまむ。
出張先での夜の過ごし方としては、最高だな。
お勘定、ビールを2杯、それに日本酒1合、店主にビールを1杯おごって、5,000円。
これは、勘定を聞く前に、それ以上だったら高いし、以下だったら安いな、と思った値段、ちょっきりだった。
酒肴処しもむら (日本酒 / 鳥取)
★★★★☆ 4.0
晩飯を食おうとホテルで店を尋ねたが、イマイチぱっとした答えが返ってこなかったので、1時間くらいかけて繁華街を隅から隅まで歩いて、店を一軒一軒、眺め回った。
そうすると、店のある場所とか、店構えとか、そういうものから、光線を送ってくる店が何軒かはあるんだな。
この店は繁華街の中心から微妙に外れた場所にあって、僕はそういう所が好きなのと、この看板の文字、
それに引かれて入ってみることに決めた。
訊いたらこの文字、店主の知り合いの和尚さんに書いてもらったものだそうだ。
カウンターのみ10席程度の小さな店。
壁に写真やらなにやら、色々貼ってあって、雑然とはしているが、嫌な感じではない。
店主は50代くらいだろうか、朴訥とした、やさしい感じの男性で、この店を始めて10数年だそうだ。
時々来るというお客さんが先に一人いて、鳥取県警の人だそうだが、広島の交通事情やら何やら、色々話をしたのも楽しかった。
まずビール。
お通しはつみれと菜の花。
せっかくだから、刺身を頼んだ。
水だこ。
はたはた。
山陰の魚はうまいよな。
あと、かつおの酒盗。
酒は鳥取の地酒だという、諏訪泉。
はたはたは、頭と骨を焼いて出してくれる。
ほんとは焼いたものか煮たものを頼もうと思っていたのだが、これだけでけっこう時間も経ち、お腹もいっぱいになったので、しめ、
麦とろご飯。
わかめ汁。
店主やお客さんと、色々話しながら、おいしい酒を飲み、肴をつまむ。
出張先での夜の過ごし方としては、最高だな。
お勘定、ビールを2杯、それに日本酒1合、店主にビールを1杯おごって、5,000円。
これは、勘定を聞く前に、それ以上だったら高いし、以下だったら安いな、と思った値段、ちょっきりだった。
酒肴処しもむら (日本酒 / 鳥取)
★★★★☆ 4.0
2009-03-26
下関 韓国家庭料理「シオン」
下関の東口、線路沿いに北に延びる商店街「グリーンモール」は、さながらリトル釜山。
関釜フェリーの発着地だから、韓国の人が行き来するのだろう、韓国・朝鮮の人が営む食料品店、衣料品店、雑貨店、そしてレストランが軒を並べる。
昨日はこちらで仕事があり、終わってからこの辺りをうろつき廻った。
焼肉ではなく、韓国家庭料理が食べたいと思い、何軒かあるのだが、かなり外れにあるこの店に入ってみた。
間口は狭いが、奥に広くなっていて、何となくがらんとした雰囲気が、完全に韓国の食堂風。
何を食べようか迷っていると、よく気のつく、ぱきぱきした調子のオモニが、メニューを説明してくれる。
日本にある韓国家庭料理の店というと、寿司も天ぷらもうなぎもそばも、みたいな、韓国の代表的な料理を片っ端から集めました、という所が多いが、ここはメニューがかなり絞り込まれている。
焼肉類、鍋類、定食類、ご飯もの、つまみ。
車で来ていて酒が飲めなかったので、「ユッケジャン定食」、700円、を頼んでみた。
ユッケジャン定食。
ユッケジャンは熱々。
このユッケジャン定食、ほんとにすごかった。
まずこのコストパフォーマンス。
ユッケジャンには、ゴロゴロとした牛肉が、けっこう大量に入っている。
それに素揚げした魚、カクトゥギ、ゴマの葉の唐辛子漬け、白めし、それで700円。
信じられない。
味も最高。
どれも、韓国の食堂で食べるのと、まったく同じ。
日本人向けの調整が、まったくされていない。
こんな韓国料理、日本で食べたことないな。
ユッケジャンは、6時間炊くのだそうだ。
牛肉はとろとろ、それにやわらかな、よく味のしみた大根、しめじに青ねぎ。
濃厚な牛のだしが出た、ピリ辛の味噌味スープは、あまりにうまくて言葉を失う。
全国に韓国料理屋は多々あれど、ここまですごいのは、なかなかないだろうな。
また来たい。
韓国家庭料理の店 シオン (韓国料理 / 下関)
★★★★★ 5.0
関釜フェリーの発着地だから、韓国の人が行き来するのだろう、韓国・朝鮮の人が営む食料品店、衣料品店、雑貨店、そしてレストランが軒を並べる。
昨日はこちらで仕事があり、終わってからこの辺りをうろつき廻った。
焼肉ではなく、韓国家庭料理が食べたいと思い、何軒かあるのだが、かなり外れにあるこの店に入ってみた。
間口は狭いが、奥に広くなっていて、何となくがらんとした雰囲気が、完全に韓国の食堂風。
何を食べようか迷っていると、よく気のつく、ぱきぱきした調子のオモニが、メニューを説明してくれる。
日本にある韓国家庭料理の店というと、寿司も天ぷらもうなぎもそばも、みたいな、韓国の代表的な料理を片っ端から集めました、という所が多いが、ここはメニューがかなり絞り込まれている。
焼肉類、鍋類、定食類、ご飯もの、つまみ。
車で来ていて酒が飲めなかったので、「ユッケジャン定食」、700円、を頼んでみた。
ユッケジャン定食。
ユッケジャンは熱々。
このユッケジャン定食、ほんとにすごかった。
まずこのコストパフォーマンス。
ユッケジャンには、ゴロゴロとした牛肉が、けっこう大量に入っている。
それに素揚げした魚、カクトゥギ、ゴマの葉の唐辛子漬け、白めし、それで700円。
信じられない。
味も最高。
どれも、韓国の食堂で食べるのと、まったく同じ。
日本人向けの調整が、まったくされていない。
こんな韓国料理、日本で食べたことないな。
ユッケジャンは、6時間炊くのだそうだ。
牛肉はとろとろ、それにやわらかな、よく味のしみた大根、しめじに青ねぎ。
濃厚な牛のだしが出た、ピリ辛の味噌味スープは、あまりにうまくて言葉を失う。
全国に韓国料理屋は多々あれど、ここまですごいのは、なかなかないだろうな。
また来たい。
韓国家庭料理の店 シオン (韓国料理 / 下関)
★★★★★ 5.0
庚午「たちばな」 高菜ラーメン
2009-03-24
庚午 「そば吉 庚午店」
この店、家から近いので、しょっちゅう前を通っていたのだが、僕はそばやうどんを進んで食べたいと思うことがまったくないので、入ったことがなかった。
寿司とうなぎは別として、和食全般に、あまり興味がないんだよな。
こじんまりまとまっているのが、イライラするというか。
パンチがないのが物足りないというか。
しかし先日、この日記を読んでくれている人からメールをもらい、このそば吉の味噌煮込みうどんがうまいから、行ってみてくれとのこと、最近そうやって、たぶん自分の好きな店、それをメールで教えてもらうことが増えてきて、もし僕がその店、気に入らなかったらどうなるんだろうと、我ながらちょっとひやひやするのだが、教えられた店には行ける範囲で行くようにしていて、なのでこの店にも、早速来てみたというわけだ。
肝心の味噌煮込みうどんだが、これは今、午後2時以降のみのメニューとなっていて、昼に一度行ったのだが食べられず、夜に出直すこととなった。
味噌煮込みうどんセット、1,100円。
味噌煮込みうどんは、コンロにかけられており、ぐつぐつと沸騰している。
このそば吉、本店は松山市、松山市内を中心に14店舗を展開し、それ以外に広島市に2店舗、ここ庚午店と、それからアルパーク店がある。
以前、松山へ行き、街をいろいろ歩いて、いくつか店に入ったりした印象では、松山というのは、あまり変わったことは好まず、伝統的な日本の良さを、そのまま受け継ぎ、大事にしている、という人たちが住む街だ。
気候もいいし、自然にも恵まれているから、のんびりしているんだろうな。
和食を出すレストランで、ちょっとしたランチを食べたりもしたのだが、きちんと手をかけ、バランスもよく、非の打ち所がない、といった感じだった。
しかしまあ、それは逆に言えば、特徴がないとも言えるのだが。
この味噌煮込みうどんも同じ、取り立てて何か他と違うところがあるということではないのだが、物事がよくよく吟味され、丁寧に作られている、という味がする。
何より、この店の特製だという味噌がうまい。
味噌煮込みうどんといえば、有名なのは名古屋、八丁味噌の濃厚な味が特徴だが、こちらはそこまで濃くはないが、十分なコク、って洒落てみたわけじゃないが、があり、また同時に味噌の風味もちゃんとする。
麺は、讃岐うどんほど硬くなく、徳島のうどんほど、やわらかくない。
具も、味噌煮込みうどんに入るべきものは、一通り入っている。
いわば定番中の定番、王道をまっすぐ歩いている、といった風情である。
なのだが、限りなく刺激を求める現代、その中でも特に辛いもの好きの広島で商売するに当たって、それだけではパンチが足りない、と思ったのかどうか、豆板醤が一緒に運ばれて、それを好みで入れられるようになっている。
僕も最後のほうで試してみたが、なかなか悪くない。
激辛味噌煮込みうどんというのも、メニューにあったから、いろいろ工夫しているということなのだろうな。
そば吉 庚牛店 (そば / 高須)
★★★★☆ 4.0
寿司とうなぎは別として、和食全般に、あまり興味がないんだよな。
こじんまりまとまっているのが、イライラするというか。
パンチがないのが物足りないというか。
しかし先日、この日記を読んでくれている人からメールをもらい、このそば吉の味噌煮込みうどんがうまいから、行ってみてくれとのこと、最近そうやって、たぶん自分の好きな店、それをメールで教えてもらうことが増えてきて、もし僕がその店、気に入らなかったらどうなるんだろうと、我ながらちょっとひやひやするのだが、教えられた店には行ける範囲で行くようにしていて、なのでこの店にも、早速来てみたというわけだ。
肝心の味噌煮込みうどんだが、これは今、午後2時以降のみのメニューとなっていて、昼に一度行ったのだが食べられず、夜に出直すこととなった。
味噌煮込みうどんセット、1,100円。
味噌煮込みうどんは、コンロにかけられており、ぐつぐつと沸騰している。
このそば吉、本店は松山市、松山市内を中心に14店舗を展開し、それ以外に広島市に2店舗、ここ庚午店と、それからアルパーク店がある。
以前、松山へ行き、街をいろいろ歩いて、いくつか店に入ったりした印象では、松山というのは、あまり変わったことは好まず、伝統的な日本の良さを、そのまま受け継ぎ、大事にしている、という人たちが住む街だ。
気候もいいし、自然にも恵まれているから、のんびりしているんだろうな。
和食を出すレストランで、ちょっとしたランチを食べたりもしたのだが、きちんと手をかけ、バランスもよく、非の打ち所がない、といった感じだった。
しかしまあ、それは逆に言えば、特徴がないとも言えるのだが。
この味噌煮込みうどんも同じ、取り立てて何か他と違うところがあるということではないのだが、物事がよくよく吟味され、丁寧に作られている、という味がする。
何より、この店の特製だという味噌がうまい。
味噌煮込みうどんといえば、有名なのは名古屋、八丁味噌の濃厚な味が特徴だが、こちらはそこまで濃くはないが、十分なコク、って洒落てみたわけじゃないが、があり、また同時に味噌の風味もちゃんとする。
麺は、讃岐うどんほど硬くなく、徳島のうどんほど、やわらかくない。
具も、味噌煮込みうどんに入るべきものは、一通り入っている。
いわば定番中の定番、王道をまっすぐ歩いている、といった風情である。
なのだが、限りなく刺激を求める現代、その中でも特に辛いもの好きの広島で商売するに当たって、それだけではパンチが足りない、と思ったのかどうか、豆板醤が一緒に運ばれて、それを好みで入れられるようになっている。
僕も最後のほうで試してみたが、なかなか悪くない。
激辛味噌煮込みうどんというのも、メニューにあったから、いろいろ工夫しているということなのだろうな。
そば吉 庚牛店 (そば / 高須)
★★★★☆ 4.0
2009-03-23
今夜のつまみ
レタスのオイスターソース炒め。
しいたけ入り。
サラダ油でにんにくのみじん切りとしいたけを炒め、レタスを入れて、しんなりしたら、オイスターソースを振りかける。
サラダ用に買い置きしてあったレタスを、使い切るために作ってみた。
ほとんど一玉あったレタスが、炒めると一人前ほどになってしまうので、まあ不経済といえば不経済だが、レタスは炒めても、けっこうおいしい。
なんちゃってチンジャオロースー。
なぜ、なんちゃって、かといえば、豚肉ではなく、スパムを使っているから。
でもスパムのほうが、下味つけたりしなくていいので、便利なのだ。
サラダ油でみじん切りのにんにくとスパムを炒め、そこへ細切りしたピーマンと玉ねぎ、ごま油、しょうゆと酒、塩コショウで味をつける。
赤や黄色のやつは、でっかいパプリカではなく、カラーピーマンと言って、普通のピーマンと同じくらいの値段で売っている。
最近はこういうのがあるんだな。
しいたけ入り。
サラダ油でにんにくのみじん切りとしいたけを炒め、レタスを入れて、しんなりしたら、オイスターソースを振りかける。
サラダ用に買い置きしてあったレタスを、使い切るために作ってみた。
ほとんど一玉あったレタスが、炒めると一人前ほどになってしまうので、まあ不経済といえば不経済だが、レタスは炒めても、けっこうおいしい。
なんちゃってチンジャオロースー。
なぜ、なんちゃって、かといえば、豚肉ではなく、スパムを使っているから。
でもスパムのほうが、下味つけたりしなくていいので、便利なのだ。
サラダ油でみじん切りのにんにくとスパムを炒め、そこへ細切りしたピーマンと玉ねぎ、ごま油、しょうゆと酒、塩コショウで味をつける。
赤や黄色のやつは、でっかいパプリカではなく、カラーピーマンと言って、普通のピーマンと同じくらいの値段で売っている。
最近はこういうのがあるんだな。
大芝 ラーメン「福和うち」
大芝の住宅街の一角、裏通りでもない、ただの路地に面した場所にあるので、よくよく地図を確認して行かないと、行き着けない。
無国籍風の外観、
店内も無国籍風。
カウンターが7、8席くらいの、小さな店だ。
テレビにも取り上げられたりしているみたいだ。
豚骨スープが売りの店で、味付けは塩としょうゆ、それにトッピングと麺を選べるようになっている。
まずはいちばん普通そうなやつをと思い、塩の、トッピングなし、それに細角麺を選択。
サービスセットで高菜炒飯が付くのがあったので、それで行くことにした。
塩ラーメン。
高菜炒飯。
このラーメン、けっこうおいしかった。
味の、質という意味ではなく、傾向という意味で、ひとことで言うと、サッポロ一番塩ラーメンの味。
王道だな。
香ばしいにんにくの香りがするスープ、しっかりとしたコクがあるが、臭みはない。
ざくざくした感じの麺、それにチャーシューが、けっこう大きくて分厚いのが3枚、もも肉がやわらかく煮えている。
それにメンマと青ねぎ、海苔。
サッポロ一番塩ラーメンには、切りごまが入っているが、ここでもすりごまを掛けられるようになっていて、またそれがよく合う。
豚骨スープというと、九州というイメージがあるが、札幌ラーメンでも豚骨を使うみたいだから、この店はそちらがルーツなのだろうな。
炒飯は、高菜にザーサイ、玉子にゴマ、海苔のトッピング、といった面子だが、たぶんバターで炒めていると思う。
やさしい感じの味。
実は僕は、母親が札幌出身なので、こういうバターを使った炒め物とか、大変懐かしい、ちょっと癒される感じがするのだが、広島の人はこれを、どう受け取るんだろうな。
全体として、料理の内容といい、店の雰囲気といい、あまり他では見ない、かなり独自な路線で勝負する、良店と思う。
福和うち (ふくわうち) (ラーメン / 牛田、安芸長束、不動院前)
★★★★☆ 4.0
無国籍風の外観、
店内も無国籍風。
カウンターが7、8席くらいの、小さな店だ。
テレビにも取り上げられたりしているみたいだ。
豚骨スープが売りの店で、味付けは塩としょうゆ、それにトッピングと麺を選べるようになっている。
まずはいちばん普通そうなやつをと思い、塩の、トッピングなし、それに細角麺を選択。
サービスセットで高菜炒飯が付くのがあったので、それで行くことにした。
塩ラーメン。
高菜炒飯。
このラーメン、けっこうおいしかった。
味の、質という意味ではなく、傾向という意味で、ひとことで言うと、サッポロ一番塩ラーメンの味。
王道だな。
香ばしいにんにくの香りがするスープ、しっかりとしたコクがあるが、臭みはない。
ざくざくした感じの麺、それにチャーシューが、けっこう大きくて分厚いのが3枚、もも肉がやわらかく煮えている。
それにメンマと青ねぎ、海苔。
サッポロ一番塩ラーメンには、切りごまが入っているが、ここでもすりごまを掛けられるようになっていて、またそれがよく合う。
豚骨スープというと、九州というイメージがあるが、札幌ラーメンでも豚骨を使うみたいだから、この店はそちらがルーツなのだろうな。
炒飯は、高菜にザーサイ、玉子にゴマ、海苔のトッピング、といった面子だが、たぶんバターで炒めていると思う。
やさしい感じの味。
実は僕は、母親が札幌出身なので、こういうバターを使った炒め物とか、大変懐かしい、ちょっと癒される感じがするのだが、広島の人はこれを、どう受け取るんだろうな。
全体として、料理の内容といい、店の雰囲気といい、あまり他では見ない、かなり独自な路線で勝負する、良店と思う。
福和うち (ふくわうち) (ラーメン / 牛田、安芸長束、不動院前)
★★★★☆ 4.0
2009-03-22
なすとトマトとソーセージの炒め
多めのごま油でニンニクのみじん切りとソーセージを炒め、次になす、次にトマトを炒め、塩こしょうする。
味はひとことで言うと、なすのミートソース。
相性はバッチリだったです。
ただ、なすにもう少し、火を通せばよかった。
あとトマトは、炒める時は、皮をむかない方がいいんですね。
味はひとことで言うと、なすのミートソース。
相性はバッチリだったです。
ただ、なすにもう少し、火を通せばよかった。
あとトマトは、炒める時は、皮をむかない方がいいんですね。
楠木町 「中華そば 風林」
食事の時間が近づくと、何を食べようかとネットを検索するのだが、この頃は、広島風の、しょうゆ豚骨の中華そばを食べたいと思うことが多い。
裏通りにある、それほどきれいでもない、何の変哲もない店が、驚くほどうまい中華そばを出すことも多く、というか陽気もすずめもそういう、辺鄙な場所にある、地元に密着した店で、広島では本当にうまい中華そばは、そういう所でしか食べられない、ということなのだが、そうすると、まだ他にもそういう店があるのではないか、隠れた名店が、僕を待っているのではないか、待ってないが、と思ってしまうのである。
まあもちろん、期待は裏切られることも、ままあるわけだが。
というわけで、風林。
楠木町の外れにあり、駐車場も無いようなので、地元の人を相手にしているのだろう。
すぐ近くにある藤吉という魚料理屋の姉妹店で、ラーメンのスープと鯖寿司は、そこで作られたものが運ばれてくる。
ビートルズを初めとして、60年代の映画やミュージシャンのポスターなどが、壁じゅうに貼ってあったので、若者向けの店、という位置付けなんじゃないかと思う。
鯖寿司、400円。
肉厚で、脂が乗っていて、シメ加減もちょうど良い。
大変うまい。
中華そば、600円。
ひとことで言うと、惜しい、という感じかなあ。
あっさりとした豚骨だしに、濃い目のしょうゆ味、という組み合わせで、タイプとしてはすずめなんかと同じ系統だと思うが、なんだかぼんやりしてしまって、焦点が定まっていない感じ。
何をどうしたら、焦点が定まるのか、よくわからないが。
麺やチャーシュー、その他は普通。
風林 (ラーメン / 牛田)
★★★☆☆ 3.0
裏通りにある、それほどきれいでもない、何の変哲もない店が、驚くほどうまい中華そばを出すことも多く、というか陽気もすずめもそういう、辺鄙な場所にある、地元に密着した店で、広島では本当にうまい中華そばは、そういう所でしか食べられない、ということなのだが、そうすると、まだ他にもそういう店があるのではないか、隠れた名店が、僕を待っているのではないか、待ってないが、と思ってしまうのである。
まあもちろん、期待は裏切られることも、ままあるわけだが。
というわけで、風林。
楠木町の外れにあり、駐車場も無いようなので、地元の人を相手にしているのだろう。
すぐ近くにある藤吉という魚料理屋の姉妹店で、ラーメンのスープと鯖寿司は、そこで作られたものが運ばれてくる。
ビートルズを初めとして、60年代の映画やミュージシャンのポスターなどが、壁じゅうに貼ってあったので、若者向けの店、という位置付けなんじゃないかと思う。
鯖寿司、400円。
肉厚で、脂が乗っていて、シメ加減もちょうど良い。
大変うまい。
中華そば、600円。
ひとことで言うと、惜しい、という感じかなあ。
あっさりとした豚骨だしに、濃い目のしょうゆ味、という組み合わせで、タイプとしてはすずめなんかと同じ系統だと思うが、なんだかぼんやりしてしまって、焦点が定まっていない感じ。
何をどうしたら、焦点が定まるのか、よくわからないが。
麺やチャーシュー、その他は普通。
風林 (ラーメン / 牛田)
★★★☆☆ 3.0
インド料理 「ガネーシュ宇品店」
海はいいよな。
特に瀬戸内海は、海の間に間に小島が見えて、ただ、だだっ広いのではなく、景色が複雑、海と山と、両方のいいとこ取り、という感じで、ほんとにきれい。
そこに船なんかが行き来するのが見えたりすると、言うことない。
このガネーシュ宇品店は、宇品港の旅客ターミナルビルの2階、そんな瀬戸内海の景色が一望できるロケーション。
レストランというのが、ただ食べ物を口に入れるためだけの場所ではなく、会話や雰囲気や、そういう諸々のことを楽しむための場所であるとすると、この景色は、もうそれで決まり、このレストラン、最高、と言ってもいい、てなもんだよな。
ランチは、4種類のカレーから一つ選び、ナンまたはライス、サラダが付いて800円。
料金を追加すると、飲み物をつけたり、ナンの種類を選んだり、といったオプションも選べる。
サラダ。
チキンカレー。
ナン。
ガネーシュには、鷹野橋店 に行ったことがあるのだが、味は基本的に同じ、クリーミーな、こってりしたカレーで、ナンも甘め、僕はあまり好きなタイプではないのだが、この素晴らしい景色の中で食べると、それだけでおいしく感じてしまう。
旅客ターミナルでインド料理を食べる、っていうのも、非日常な、特別な感じがするしな。
接客も、こちらは良かった。
しかしインド料理店で働く日本人って、独特な、共通する雰囲気があるよな。
ガネーシュ 広島宇品店 (GanesH) (インド料理 / 広島港(宇品)、元宇品口)
★★★☆☆ 3.0
特に瀬戸内海は、海の間に間に小島が見えて、ただ、だだっ広いのではなく、景色が複雑、海と山と、両方のいいとこ取り、という感じで、ほんとにきれい。
そこに船なんかが行き来するのが見えたりすると、言うことない。
このガネーシュ宇品店は、宇品港の旅客ターミナルビルの2階、そんな瀬戸内海の景色が一望できるロケーション。
レストランというのが、ただ食べ物を口に入れるためだけの場所ではなく、会話や雰囲気や、そういう諸々のことを楽しむための場所であるとすると、この景色は、もうそれで決まり、このレストラン、最高、と言ってもいい、てなもんだよな。
ランチは、4種類のカレーから一つ選び、ナンまたはライス、サラダが付いて800円。
料金を追加すると、飲み物をつけたり、ナンの種類を選んだり、といったオプションも選べる。
サラダ。
チキンカレー。
ナン。
ガネーシュには、鷹野橋店 に行ったことがあるのだが、味は基本的に同じ、クリーミーな、こってりしたカレーで、ナンも甘め、僕はあまり好きなタイプではないのだが、この素晴らしい景色の中で食べると、それだけでおいしく感じてしまう。
旅客ターミナルでインド料理を食べる、っていうのも、非日常な、特別な感じがするしな。
接客も、こちらは良かった。
しかしインド料理店で働く日本人って、独特な、共通する雰囲気があるよな。
ガネーシュ 広島宇品店 (GanesH) (インド料理 / 広島港(宇品)、元宇品口)
★★★☆☆ 3.0