2008-12-12

下松サービスエリア下り あげ天 「ねぎたこ」


僕は高速道路のサービスエリアが好きで、一人で運転していたりするとサービスエリアがあるたびに入ってしまったりする。
別にとくべつ何をするという訳でもなく、トイレに行ってタバコを吸って、食事をしたり店をぶらぶら眺めてちょっとしたものを買ったりするだけな訳だが、このサービスエリアという場所、もしこれが街中にあったらそれほど魅力は感じないだろうというものが、何故か素晴らしく見えてしまったりするのである。

高速道路というのは一度走りはじめたら最後止まることができない場所なので、車を止めていくらでもゆっくりできるサービスエリアは砂漠のオアシス的なところがあり、緊張がほぐれて気分が高揚しているということがあるのかもしれない。
またサービスエリアは車でしか来ることができないので、ちょっとした特権意識から生まれる連帯感みたいなものもあるのかも。


まあそれが理由かどうかは知らないが、とにかくサービスエリアには種々さまざまなB級な食べ物が集結していて、僕はけっこう最近まで、高速に乗ってサービスエリアでジャンボフランクを食べないと、クリープを入れないコーヒーを飲んだような気持ち、ってちょっと古いけど、になったものだ。
この頃は年のせいか、ジャンボフランクにはあまり魅力を感じなくなったが。

しかしジャンボフランクって、サービスエリア以外にどこで食べることがあるだろう?
たぶん唯一、お祭りの屋台で食べるくらいなのじゃないか。
そう考えるとサービスエリアはお祭りに似ているのかもしれない。

という訳で今日のサービスエリアグルメ、って、勝手に新コーナーが始まったようなのだが、下松サービスエリア下り  にある屋台「あげ天」


にあった「ねぎたこ」。


230円だったかな。

こちら山口県では「かんぼこ」というらしいが、東京でいう「さつま揚げ」。
四国では「天ぷら」だったな。
九州は「丸天」「角天」「ごぼう天」とか言ってた。

このかんぼこ、イワシとかエビとか色々あったが、一番人気というこれをチョイス。
タコのすり身に青ネギと紅しょうがが練りこまれている。
タコのさつま揚げというのは初めて食べたが、味はひと言でいうとたこ焼き、かなりおすすめ。
これでビールが飲めたら言うことなしなのだけど。
残念。
(これもちょっと古かった)