2013-11-18

このサイトは「旧サイト」です。

「おっさんひとり飯」をご訪問いただきありがとうございます。
数あるサイトからこのサイトをお選びいただき嬉しくおもいます。

ただこのサイトは、「おっさんひとり飯」の旧サイトで、現在こちらでは更新を行っておりません。
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になります。

新サイトの方にもいらしていただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

2013-09-15

ブログランキングは新サイトから見られます。

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上方右側に張り替えました。

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2013-09-04

ブログを引越しします。

突然なんですが、ブログを引っ越しすることにしました。
今後はこちらで更新します。

http://ossanhitorimeshi.net/

ブログの体裁を整えるのも、まだまだこれからの状態なんですが、
どうぞよろしくお願いします。


「どうして引っ越しするの?」


もっとブログに力を入れたいからなんだ。

http://ossanhitorimeshi.net/?p=21

2013-09-03

新サンマはまずはやはり、お造りで食べたいのである。

昨日は新サンマが特売で300円で出ていたから、
それを買って、お造りにした。

昨日の晩酌 新サンマのお造り

これから旬の魚が怒涛のごとく繰り出されてくるから、
嬉しい悲鳴を上げ続けることになるのである。



夏が終わってしまうのは、何とも寂しい感じがするものだが、
魚の方は、夏のあいだに栄養を貯め込み、これから続々と旬をむかえる。

まずは今、サンマが旬に突入した。
サンマの旬が終わりかけると、今度はサバが旬になる。

年が明け、サバと入れ替わりにブリが来て、その後は牡蠣、
そして春にはアサリとなる。

まさに怒涛のような季節が到来するというわけで、
全く、目が回るような忙しさとはこのことなのである。



昨日は魚屋が特売で、普段はまだ500円くらいはする、
お造り可能なLサイズのサンマが300円で売っていた。

魚屋 新サンマ 特売

これは見逃す訳にはいかないと、早速それを買ってきて、
やはりまずは、お造りにする。



ただもちろん、この値段は京都の話で、北海道では同じものが
100円で売っているそうだ。
しかも鮮度も桁違いなのは間違いない。

水揚げされたその日の魚の鮮度たるや、その次の日とはまったくの別物
なのであり、ぼくは一度鳥取で、その日のアジを、場末のひなびた居酒屋で食べ、
腰を抜かしたことがある。
コリコリとして脂が乗って、カンパチかと思ったらアジだというから、
魚の鮮度はここまで違うものかと、つくづく思い知ることとなった。

サンマも当然、産地で食べれば味は別物なのだろうが、
ここは京都、産地ではないのだから仕方がない。

それでもサンマは、やはりまずは、お造りで食べたいものである。



サンマを三枚におろすのは、魚屋に頼めばやってくれるが、
自分でやるのもそれほど難しいわけではない。

サンマのおろし方(1)

おろし方を学ぶには、魚屋で、おろすところを見せてもらうのが一番だが、
今はYouTubeにも、動画がたくさん置いてある。



サンマは頭を落として腹を割き、ワタをかき出す。

サンマのおろし方(2)

背骨の上にそって上下に切込みを入れ、尻尾の方から身を削いでいく。



包丁で、腹骨をそぎ落とす。

サンマのおろし方(3)




それから包丁の峰を使い、皮を剥ぐ。

サンマのおろし方(4)




さらにここが、最大のポイントなのだが、おろした魚を切り分ける前に、
魚はもちろん、包丁、まな板、布巾などをよく洗う。

魚のおろし方

血などが魚に残ってしまうと、生臭くなってしまう。



あとは好きな大きさに切り分けて、大葉やミョウガ、ショウガなどの薬味を添える。

サンマのお造り

しょうゆで食べてももちろんいいが、ぼくはポン酢しょうゆがいい。



旬のサンマは脂が乗って、口の中でふわっととろける。

サンマのお造り




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あとはとろろ昆布のにゅうめん。

とろろ昆布のにゅうめん

固めにゆでて水で洗い、熱湯で温めたそうめんと、削りぶし、とろろ昆布、
ちぎった梅肉にねぎを器に入れ、お湯を注いでうすくち醤油で味をつける。

これは本当に手軽でうまく、連日のように作ってしまう。



厚揚げの焼いたの。

厚揚げの焼いたの

青ねぎとショウガに、サンマをポン酢しょうゆにしたから、こちらはしょうゆ。

厚揚げを焼いて食べるのは、ぼくは京都に来て初めて知った。
京都では、居酒屋のメニューでも一般的だが、ぼくは東京で、居酒屋には
かなり通ったほうだけれど、これは見た覚えがない。

ぼくがただ見逃していただけだろうか。



自家製の梅干しとらっきょう。

自家製の梅干しとらっきょう

梅干しは、もったいないから料理に使わず、チマチマと食べている。



「サンマは酢じめもおいしいね。」


次はそれをやらないとな。



2013-09-02

鍋はひとり酒には最高なのである。

昨日は少し涼しくなったから、気が早いぼくは、早速鍋がやりたくなった。

昨日の晩酌 鶏の水炊き

鶏の水炊き。

一人暮らしで酒を飲むには、やはり鍋は、最高なのである。



作家の池波正太郎が、やはり鍋が好きで、晩酌には毎日のように、
小さな鍋を自分で突付きながら食べる「小鍋立て」をしていたことは知られているが、
「鍋のよさを上げろ」と言われれば、実際のところ切りがない。

まずは「手軽だ」ということがある。
材料をただ煮るだけだから、支度にもさほど時間が掛からない。

また、鍋はうまい。
これは「煮え立て」を食べるからなのだと思うが、
他の料理にはない、圧倒的なうまさがある。

「自由だ」ということも上げられると思う。
こんなに簡単なものでありながら、食材や味付けの組み合わせに無限の可能性
があり、しかもルールが決まっているわけではないから、誰でもが、
自分の好きなやり方で楽しむことができる。



しかしぼくが、もし「鍋のいいところを一つ上げろ」と言われれば、
「鍋は日本人の心だ」
と答えると思う。

昔、家に囲炉裏があった頃、食事といえば、囲炉裏をかこんだ鍋だったろう。
暗い家の中、照明も兼ねた囲炉裏の火を家族みんなで眺めながら、
鍋が出来上がるのを待つ。
これが日本人にとっての食事の原風景だったに違いない。

その太古の記憶が、今に引き継がれているのが「鍋」なのである。

だから文明が発達し、囲炉裏が姿を消してからも、
鍋は形を変えながらも、生き残り続けてきた。
江戸の町家では火鉢に、現代の食卓ではカセットコンロに掛けられても、
鍋は日本人の食卓の中心であり続けている。



したがって料理の初心者が、もし「和食」を学びたいと思ったら、
鍋を研究することほど打ってつけのものはない。
全ての和食は、鍋料理からの派生である。

鍋は和食の基本中の基本であり、
和食の全てがそこにあると言っても決して過言とはいえない。

あまりに簡単に出来るため、「手抜き」と見られることも少なくない鍋だが、
実は探求すれば、果てしない奥行きを持ったものなのである。



とまあ、鍋には激しい思い入れがあるため、演説をぶってしまった訳だが、
昨日の鶏の水炊きも、作るのは簡単である。



鍋にだし昆布とたっぷりの酒、それに水を張って、火にかける。

鶏水炊きの作り方(1)

酒はたっぷりであるほどうまく、できればコップ1杯くらい入れたい。

ちなみにぼくは、「鍋にはフタをしない方が楽しい」という意見である。
お湯が沸いたり、材料が煮えたりするのを見られるからだ。

また火加減も、決して強火にはしない。
弱めの火でゆっくりと沸かし、のんびりとした時間を過ごす。



鶏水炊きの材料は、鶏肉と豆腐、長ねぎはマストだと思うが、
あとは好きなものを入れればよい。

鶏水炊きの作り方(2)

昨日はゴボウとニンジン、シメジを入れた。

白菜は、あれば入れるが、なければわざわざ買ったりはしない。



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鶏肉や豆腐、ゴボウやニンジンなど煮えにくいものから入れ、
そのあとネギやシメジを入れる。

鶏水炊きの作り方(2)




タレはポン酢しょうゆ。

鶏の水炊き

一味をふって食べる。



鍋は一回に食べる分だけ煮るようにする。

鶏水炊きの作り方(3)

昨日は2ラウンド目になって腹が減ってきたので、うどんを入れた。



鍋は煮るのに時間がかかるから、その間に摘めるものを用意しておく。

オクラ納豆とナスの塩もみ

昨日はオクラ納豆とナスの塩もみ。



酒は鍋の場合、圧倒的に日本酒が合う。

鍋には圧倒的に日本酒が合う。




残り汁は、言うまでもなくご飯を入れて雑炊にするが、
それは今日の昼めしにする予定で、まだ食べていない。

鍋はこの雑炊を食べ終わった時点で、終了ということになる。



「まだちょっと暑かったけどね。」

チェブラーシカのチェブ夫

エアコンは必須だな。



〔バーの楽しみ方(8:最終回)〕
女性には、しがみ付かずに次へ行け。

バーの楽しみ方

〔バーの楽しみ方(1)〕バーには「自分に合うバーと合わないバー」があるだけだ。
〔バーの楽しみ方(2)〕まずは近所のバーをひと通り回ってみるのがオススメである。
〔バーの楽しみ方(3)〕バーでは別に黙っていてもいいのである。
〔バーの楽しみ方(4)〕バーの雰囲気は千差万別なのである。
〔バーの楽しみ方(5)〕女性と出会いたければ、まず男性と仲良くなるのが先決である。
〔バーの楽しみ方(6)〕片っ端から声をかけるのは逆効果である。
〔バーの楽しみ方(7)〕一人に絞るのを急ぎ過ぎないのが肝心である。
からの続きです。



「バーの楽しみ方」の最終回として書こうと思っていたことが、
図らずもぼく自身の今の状況と、見事に重なってしまったのだけれど、
恋を失った場合についてなのである。

恋を失ったら、女性にしがみ付かないことが、何より肝心だ。
新たな出会いを探し始めると、恋の痛手はあっという間に癒えるのである。



◆女性にしがみ付いても仕方がない


付き合っていた彼女の気持ちが、こちらから離れていったと
感じられることがあると思う。
そうするとどうしてもつい、それを追いかけて、
もう一度こちらを振り向かせたいと思ってしまいがちである。

でも女性を追いかけてしまっても、こちらを振り向かせることは絶対に出来ない。
また追いかけたことにより、もし元サヤに戻ることがあったとしても、
結局彼女になめられて、ロクな結果になることはない。

もしまだ付き合ってはいない、狙っているだけの女性なら、
相手の気持が離れたら、ただ追いかけなければいいだけである。
でももしすでに付き合っている場合には、
その「付き合い」の関係を、きちんと整理する必要がある。

その場合、期限を切って相手の気持を確認し、
それでダメだと分かったら、こちらから関係を解消するのが、
傷が最も浅くて済む。

追いかけてしまえばしまうほど、深く傷を負うことになるのである。



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◆関係が終わったら、すぐに新しい出会いを探す


彼女との関係が終わると、自尊心が傷つけられたりするから、
つい過去を振り返り、あれこれ考え込んだりしてしまいがちである。

でも、それはよくない。
彼女との関係が終わったら、即座に次の出会いを探し始めるのがオススメだ。

新しい出会いを探すと、未来を向くことになるから、
過去の傷は、驚くほどすぐに癒える。
「恋愛の傷は、新しい恋愛でしか癒えない」
と言われるけれど、まさにその通りだとぼくも思う。

ただその場合、本当の恋愛でないと、意味がない。
風俗や不倫などの擬似恋愛では、さらに傷が深くなるので注意が必要だ。



「よし、ぼくもしがみ付かずに次を探すよ!」

チェブラーシカのチェブ夫

まず彼女を見つけるのが先決だけどな。



2013-09-01

餃子を2枚に大盛りラーメンをふたたび食べ、
夜は軽い肴で晩酌したのである。

昨日は新福菜館三条店で、先週につづいて餃子を2枚と大盛りラーメンを食べ、
死ぬかと思うほど満足し、家に帰って昼寝をした。

新福菜館三条店 昼ビール

夜はスピナーズへ顔を出し、家に帰って軽い肴でさらに晩酌したのである。



新福菜館三条店で餃子を2枚にラーメン大盛りをたのむのは、
もう行く前から決めていた。

新福菜館三条店 餃子

これまでは食べたいのを我慢していたところがあったのだが、
先週のあまりの満足感に、別に我慢することもないと思い至ったからである。

食べ過ぎなのは間違いないが、翌日あまり食べなければ、
別に太ることもない。



ビールももちろん、2本飲む。

新福菜館三条店 ビール

真っ昼間からビールを飲む、このいかにも悪いことをしている感じが、
昼からビールの醍醐味だ。

棒に振るものが大きいほど、酒はうまくなるところがある。



新福三条のラーメンは、他のラーメンとは違い、たくさん食べても
腹にもたれることがない。

新福菜館三条店 大盛りラーメン

ただひたすら満腹感と、満足感に満たされる。

何が違うか詳しいことは知らないが、たぶん脂が、少ないのではないかと思う。



2時間ほど昼寝をし、その後仕事のノルマもこなし、
夜はスピナーズに顔を出した。

四条大宮 スピナーズ

イケメンバーテンのコウイチ君が、昨日で最後だったのだ。

コウイチ君は若いから、これからまだまだ、やりたいことがたくさんある。
四条大宮にはこれからも、ちょくちょく顔を出すそうだから、
ぜひ応援したいと思っている。



スピナーズでは、そら豆を肴にビールと焼酎をさっくり飲み、
その後さらに、家で飲む。

家で晩酌

お腹は減っていなかったけれど、酒だけ飲むと悪酔いするから、
軽い肴をいくつか作った。



トマトの炒り玉子。

トマトの炒り玉子

ウインナーをオリーブオイルでサッと炒め、そこにぶつ切りトマトと
みりんにうすくち醤油、塩で味つけした溶き卵を入れ、大きめにまとめる。



キュウリの梅かつお。

キュウリの梅かつお

スリコギでたたいて割り、塩もみしてしばらく置いて、水で洗ったキュウリの上に、
うす切りのミョウガと、削りぶしと一緒にたたいた梅肉を、みりんとうすくち醤油で
溶きのばした梅かつおを乗せる。



竹輪おろし。

竹輪おろし

大根おろしに竹輪をのせ、わさび醤油をかける。



昨夜は飲み過ぎることもなく、1時頃には布団に入り、
今朝は7時に目が覚めた。

白がゆ

9月に入り、いかにも秋の気配を感じる灰色の雲で覆われた朝、
冷凍ごはんを水で煮て、白がゆを作って食べた。



「これからまた新しい一歩だね。」

チェブラーシカのチェブ夫

色々考えていることもあるんだ。




2013-08-31

豚しょうが焼きにゴボウを加え、
きんぴら風にしたらうまかったのである。

昨日はガッツリ豚肉の炒め物が食べたい気分だったので、
ここはやはり、しょうが焼き。

昨日の晩酌 ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼き

ゴボウを加え、きんぴら風に仕上げたら、これが大変うまかったのである。



おととい、家でツイッターを相手に明け方まで酒を飲み、
昼になって起きた昨日は、頭のてっぺんから足の爪先まで、目一杯酒が
残っていて、何とかブログは更新したものの、その後仕事をする気がしない。

仕事をする気がしないのなら、他にやることも色々あるし、
飲みに行ってもいいわけだけど、それもする気にならなくて、
家で布団をかぶって寝た。

これはもちろん、失恋とも関係していて、相手に最後に気持ちを確認するメールを
今週の初めに送り、
「もし話をしたいことがあれば、金曜までに連絡をしてくれ」
としてあったから、連絡が来ないとあれこれ後ろ向きなことばかり
考えてしまうわけである。

しかしこれだけ、肉体的にも精神的にも活動レベルが低い時でも、
ぼくは食欲ばかりは、衰えないものと見え、
「豚しょうが焼きをガッツリ食べたい」
と一旦考え始めると、それからどうやって料理するかで
頭の中が一杯になった。



しょうが焼きだが、ただ普通に作るのでは、やはりあまり面白くない。
何かちょっと、変わったものを炒め合わせたいと考えた末、
冷蔵庫にゴボウが入っていたから、それを使うことにした。

ゴボウを入れるのなら、まず味付けは、少し甘めの方がいいから、
しょうが焼きにはいつもは入れない、みりんを入れることにした。
さらにゴマ油に赤唐辛子も入れ、きんぴらのエッセンスを加えることにする。

長ねぎとシメジは定番の味出しとして入れることにして、
さらに向田邦子のアイディアを借用し、大葉をトッピングすることにした。

これだけあれこれ入れてしまうと、とっ散らかった味になるかと思ったけれど、
食べてみたら、これが大変うまかったという話である。



まずはたわしで洗い、ささがきにして水に晒したゴボウ1本を、
ゴマ油少々で赤唐辛子といっしょに中火で炒める。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼きの作り方(1)

ゴボウに火が通ったら、豚コマ肉150グラムを入れ強火で炒める。



豚肉の色が変わったら、斜め切りにした長ねぎとほぐしたシメジ
それぞれ少々を入れてサッと炒め、酒とみりん、しょうゆ、おろしショウガ
大さじ1ずつの合わせ調味料を入れる。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼きの作り方(2)

汁を飛ばしながら1分ほど炒めたら、味を見て塩加減し、火を止める。



皿に盛り、細く刻んだ大葉をたっぷりと乗せる。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼き




香りの物がたくさん入り、深みが増した味になる。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼き




あとはとろろ昆布のにゅうめん。

とろろ昆布のにゅうめん

器にゆでて水で洗い、熱湯で温めたそうめんと、削りぶし、とろろ昆布を入れ、
お湯を注いでしょうゆで味をつける。
昨日はここにうすい小口に切ったオクラとほぐした梅干しを入れたが、
さわやかな粘り気が出て、また非常にいい。



「彼女からは連絡来たの?」

チェブラーシカのチェブ夫

なかったけど、もう吹っ切れたよ。




2013-08-30

手羽元に大根と厚揚げを入れて煮ようと思っていたが、
大根だけにしたのである。

昨日は買い物をした時点では、手羽元と大根、それに厚揚げを煮るつもりに
していて、卵も入れようかと迷っていた。

手羽元と大根煮

でもスピナーズで桐島かれんにの女性に、
「それでは中途半端なおでんになるから」
と言われ、煮物には手羽元と大根だけを入れ、厚揚げは焼くことにしたのである。



このところ涼しくなってきたから、煮物的なものが食べたいと思い、
家にあった大根と合わせるために、スーパーで手羽元と、さらに厚揚げを買った。

家に帰って冷蔵庫を見たら卵があったから、せっかくだからこれも入れ、
おでん的なものにしようかと考えながら、「まずは一杯飲もう」と
いつも行く四条大宮のバー「スピナーズ」へ行った。

このところスピナーズへは、連日通っているのだけれど、
やはり失恋したからなのだと思う、寂しくて一人ではいられないのだ。



スピナーズには松下奈緒似の女性がいたから、まずは乾杯。

四条大宮 スピナーズ 乾杯

松下奈緒は早い時間からいたらしく、少し世間話をしたら帰って行った。



入れ替わりに、今度は九十九一似の男性と、桐島かれん似の女性が来た。
隣りに座った桐島かれんと、料理の話に花が咲く。

桐島かれんは料理が上手い。
いや食べたことはないのだが、話していると、上手いのが分かる。



桐島かれんはぼくに尋ねる。

「今夜のご飯はどうするの?」

手羽元と大根、厚揚げを煮ようかと思っていると答えると、

「それじゃ、中途半端なおでんになるよ。
大根だけにして、厚揚げは焼きな。」

言われてみれば、たしかにそうだ。
おでんだったら5品は欲しい。
3~4品では、おでんでも煮物でもない、中途半端なものになってしまう。

それで桐島かれんの助言を容れて、手羽元と炊くのは大根だけにし、
厚揚げは焼くことにしたのである。



この話をあとからツイッターで投稿したら、大阪に住む女性から、
「煮物とおでんはラーメンとつけ麺くらい、違うものだと思っていた」
と返事があった。

なるほどたしかにそれも分かる。
煮物はコッテリとしたもので、おでんはあっさりとしたものだという意味だろう。

でも京都では、おでんだしを使ったうす味の煮物がけっこうある。
大根と油揚げをおでんだしで煮たものは、「大根煮」と呼ばれている。

おでんと煮物の境界は、具の数によって決まるわけだが、
これは関西の風習かと思っていたら、大阪の女性は違う感覚だったから、
京都の風習なのだろう。



まずはたっぷりとだしを作る。

手羽元と大根煮の作り方(1)

5センチ角くらいのだし昆布と、大きく一つかみの削りぶしを5カップの水に入れ、
中火で煮立て、煮立ったら弱火にしてアクを取りながら3分煮る。
ザルにペーパータオルを敷いて濾し取ると、4カップほどのだしが出来るから、
ここに酒とみりんを大さじ4、うすくち醤油を大さじ3、それに塩少々で味をつける。



出し殻の昆布と削りぶしは、わさび醤油でその場で食べる。

出し殻の昆布と削りぶしは料理しながら飲む酒の肴にする

料理しながら飲む酒の、格好の肴になるのである。



出来ただしにサッと洗った手羽元と、皮を剥き、2センチ厚さほどに切った
大根を入れる。

手羽元と大根煮の作り方(2)

アクを取り、弱火で40~50分、大根がしっかり柔らかくなるまで煮て、
そのまま火を止めしばらく冷まし、大根に味をしみさせる。



たっぷりの青ねぎと、七味を振る。

手羽元と大根煮




味のしみた大根は、やはりうまい。

手羽元と大根煮




厚揚げはフライパンで焼き、青ねぎとショウガじょうゆをかける。


こんがり焼くと、香ばしくなりうまいのである。



あとは豆ごはん。

豆ごはん

冷凍してあった生のえんどう豆を使ったけれど、グリーンピースの水煮でもいい。
1カップの米に対して酒大さじ1、塩小さじ1/2、それにだし昆布を入れて炊く。



檀一雄レシピのオクラおろし和え。

オクラおろし和え

サッと塩ゆでして小口に切ったオクラと軽く汁をしぼった大根おろしをよく混ぜて、
オクラの粘り気を大根に移したあと、冷蔵庫でしばらく冷やす。
ちりめんじゃこを加えてさらに混ぜ、ポン酢しょうゆをかけて食べる。



食事が終わり、スピナーズへも行ってきたからすでに酒は十分だったが、
どうも布団に入る気がしない。

ツイッターを相手にさらに一杯

そこでツイッターを相手にさらに一杯。
もう時間も遅くなっていたから、タイムラインには誰もいなかったけれど、
一人で延々と呟きつづける。



酒の肴は煮物のだし。

酒の肴は煮物のだし

うす味だから、かなりイケる。



さらに一杯。

さらに一杯




まだ一杯。

まだ一杯

結局4時まで飲みつづけ、ヘベレケになって布団に入った。



「失恋したからってそれじゃダメだよ。」


生活を立て直さないとな。