2013-08-15

連子鯛3尾150円で極上の鯛めし

昨日は連子鯛3尾をご飯に炊き込んだ。

昨日の晩酌 連子鯛の炊き込みご飯

スーパーへ行ったら、3尾で150円だったのである。



連子鯛は関東などでは「黄鯛」と呼ばれ、普段はもう少し大きいのが
300~400円で売られている。


小さいながらも天然だから、味はよく、塩焼きなどにするとうまい。

ただ小さいくせに、骨の数は大きいのと変わらずいっちょ前にあるわけだから、
ここまで小さいと小骨ばかりで食べるのが面倒になり、
出しくらいにしか使えないと、安く出されているのだと思う。

だからこの小さな連子鯛は、魚の骨をチマチマと口から出しながら食べるのが
大好きだというぼくのような人間にとっては、最高にオススメだということになる。



鯛の出しは黄金だから、鯛めしを作る時には鯛の他には何も入れず、
味も薄めでつければ十分うまい。
ただ具を入れてはいけない訳でもないのだから、昨日はゴボウと油揚げを
一緒に炊きこみ、みりんも入れて甘みもつけた。

鯛は必ず焼いてから入れる。
炊き込みご飯は途中でアクが取れないので、焼いて生臭みを抑える
必要があるからである。



鯛はスーパーで売っているのは、すでにエラとワタ、ウロコは取られているが、
さらによく洗って残ったワタやウロコ、それに表面のぬめりを
丁寧に取りのぞく。

連子の鯛めしの作り方(1)

洗ったら、水気はよく拭きとっておく。


塩一つまみ(小さじ1/2くらい)を鯛の表と裏にふり、鯛を軽く焦げ目がつく
くらいに焼く。

連子の鯛めしの作り方(2)

焼き網に皮が引っ付きやすいから、まずよく焼き網を熱し、網にサラダ油を
引いてから魚をのせる。


鍋に出しコブを引き、研いで10分ほどザルに上げておいた米1カップ、
ささがきにして水にさらしたゴボウ1/2本、サッと熱湯をかけて油抜きし、
細く切った油揚げ1/2枚、それに焼いた連子鯛を入れ、
水1カップ、酒とみりん、うすくち醤油大さじ1ずつを入れて、
フタをして中火にかける。

連子の鯛めしの作り方(3)

湯気が勢いよく吹き出してきたら弱火に落として10分炊き、
土鍋なら火を止めて10分、金属製の鍋ならさらに火を弱くして5分、
火を止めて5分、蒸らす。



フタを開けると、鯛とゴボウのいい香りがする。

連子の鯛めし

炊き込みご飯は、このフタを開ける時が、不安でもあり楽しみでもある。



茶碗によそい、細く切った大葉をのせて食べる。

連子の鯛めし

鯛はやはり、ほんとにうまい。



あとは焼き麩ととろろ昆布の吸物。

焼き麩ととろろ昆布の吸物

お椀に削りぶし、とろろ昆布と焼き麩を入れ、お湯を注いでうすくち醤油と
塩少々で味つけし、青ねぎをかける。

大変うまいが、使うのは乾物ばかりだから手はかからない。



完成した手製の梅干し。

完成した手製の梅干し

3回の日干しを経て、フルーティーだったのが、まろやかな、深みのある味に
変わり、食べ応えもしっとりと柔らかくなっている。
塩を30パーセントとかなり濃くしたから確かに少し塩っぱいが、
味がいいから気にならない。

梅干しは料理にも使おうと思っていたのだけれど、これを食べたらもったいなくなり、
料理用の梅干しは市販のものを使うことにして、こちらは食べるの専用に
することにした。



昨日は食事の支度をしながら焼酎の水割りを3杯、さらに食事をしながら、
やはり焼酎水割りを3杯飲んだ。

焼酎水割りとチェブラーシカのチェブ夫

酒は、食事をしながら飲むには本当は日本酒がうまいが、日本酒だとうま過ぎて
飲み過ぎてしまうことが多いので、ここ数日は焼酎にしている。

酒の相手はツイッター
絡んでくれる人もいるが、酒を飲んでいる時は、ほとんど一人で言いたい放題を
呟いている。



ツイッターは、限りなく独り言に近いから、思うことを一番素直に表現できる
ような気がする。
飲み屋などだと誰かに向かって話すから、演説を聴かせてしまうのは迷惑だし、
フェイスブックも基本的に友達とのやり取りに使っているから、
やはり演説を聴かせる訳にはいかない。

ツイッターは、友達関係を維持するためには使っていないので、
相手はぼくの発言を読む義理がある訳ではないし、
発言数が多いのがうざったいと思えば、閲覧を中止してもらえばいい。

お互いをあまり拘束しあわず、ゆるい関係にできるのがいい。



「といっても節度は必要なんだからね。」

チェブラーシカのチェブ夫

言い過ぎないよう気を付けないとな。