おとといは1時に布団に入ったのに、
朝起きたら10時だった。
この年になると、9時間睡眠など久しぶりだ。
やはりライブが決まってからの2ヶ月間、
それなりに緊張していたのだろうと思う。
ぐずぐずと支度をして家を出る。
いつものカフェで、ブログを更新。
昼ビールのタイミングとなったが、
昨日は日曜だったし、家で飲むのではなく、
新福菜館三条店へ行くことにした。
新福菜館三条店では、今では席に座るだけで、
店員が「いつものですね」と、
ビールとキムチ、それに餃子を持って来てくれるようになっている。
しかしぼくがこの店でこうして常連扱いされるようになるまで、
ほぼ毎週通って、1年半かかった。
今ではぼくの根城の一つとなっている、四条大宮のバー「Kaju」も、
打ち解けるまで1年かかったから、
やはり京都は、親しくなるのに時間がかかる場所だと思う。
キムチをつまんでビールを飲むうちに、餃子が焼き上がってくる。
この餃子は、いつもながら誠にうまい。
ラーメンは、昨日は大盛を頼むことにした。
昼ならば、多少食べ過ぎても問題がないというのが、
このごろのぼくの考えだ。
新福菜館三条店でラーメンを食べるなら、
大盛を頼むのが一番いい。
大盛はまず、並600円の200円増しで、
麺だけでなくチャーシューも増量されてくる。
これだけでも十分お得だが、
さらに並にはない、生卵ともやしが追加されるのがポイントだ。
この生卵ともやしの食べ方については、
ぼくなりのハッキリとした考えがある。
まずは卵ともやしに触らずに、
青ねぎとチャーシューだけで、7割方を食べてしまう。
この店独特のスープを、卵を溶かずに味わう必要があるし、
初めのうちは、まだもやしにスープが染みていない。
並ラーメンと同じ状態で食べ進むわけだが、
するとそのうち、だんだん味に飽きてくる。
そこで初めて、卵をスープに溶かし、
「味を変える」ということになる。
このとき必ず、置いてある「ヤンニンジャン」を入れる。
ヤンニンジャンは唐辛子とニンニクを混ぜあわせたもので、
卵を溶いたスープに入れると、味が見事に引きしまる。
このヤンニンジャン入りのスープで、
そのころには味が染みたもやしと一緒に、
残りのラーメンを食べるというわけだ。
昨日はこの大盛ラーメンで、ぼくは完全にノックアウトされ、
朦朧として家に帰った。
布団に入り、さらに2時間、昼寝した。
昼寝から覚めたら、もう夜だった。
まだ体がダルかったし、
前日のライブについて、誰かと話したい気持ちもする。
「Kaju」のマスター、カジュさんからは、
ライブのとき、ビールの差し入れをもらっていた。
そのお礼かたがた、Kajuで酒を飲むことにした。
Kajuはダイニングバーで、
気の利いたつまみを色々と取り揃えている。
チャンヂャ。
けっこうな量があるのに、400円は安いと思う。
「冷たい煮玉子」150円と、「焼き万願寺の煮浸し」200円。
卵は半熟。
キムチ450円。
カジュさんの手製で、これがまたうまい。
Kajuで生ビールを2杯、焼酎水割りを2杯飲み、
気分よく家に帰った。
もう10時半だし、あと一杯飲んだら寝ようと、
ツイッターを相手にウイスキーを飲み始めたら、
どういうわけだか、止まらなくなった。
飲み出すと、つまみが欲しい。
2週間前に漬けた梅干しを、味見してみた。
フルーティーで、これはこれでうまい。
キュウリのじゃこポンも作った。
乱切りにし、ほんのひとつまみの塩で揉んで3分置き、
水で洗ってよく水を拭きとったキュウリに、
ちりめんじゃことぽん酢しょうゆをかける。
結局2時まで飲み、
久しぶりに前後不覚になって布団に入った。
「せっかく早寝早起きだったのに、またタガが外れちゃったね。」
明日から立て直すよ・・・。