昨日の晩酌は・・・。
豚肉ワカメ炒めオン・ザ・蕎麦。
ワカメは酢の物にしたりみそ汁に入れたりするのが定番ですが、
実は炒めてもウマイんです。
それで昨日は、冷凍庫に入っている生ワカメと豚コマ肉、
さらにワカメとは圧倒的な相性のよさを誇るタケノコを、炒め合わせることにしたという話。
味は醤油とショウガであっさりと付け、削りぶしと青ねぎをたっぷりかける。
これをさらに、炒めた蕎麦の上にONするという、前代未聞の新企画。
といってももちろん、蕎麦を炒めるのはぼくの発明ではなく、
山口に「瓦そば」という、れっきとした料理があります。
蕎麦と具を、お店では瓦を使ったりするそうですが、家庭では鉄板やホットプレートで焼き、
タレにつけて食べるというもの。
おとといのそうめんと同様、蕎麦も炒めるとまたウマイです。
具と炒め合わせてしまってもいいかと思いましたが、
今回は別に炒め、上に乗せるようにしました。
それでは早速やってみたいと思います。
まず少し固めにゆで、水にさらした蕎麦を、サラダ油で炒める・・・。
塩と醤油で、うすく味を付けておく。
あらためてフライパンを強火にかけ、サラダ油とゴマ油を半々で入れ、豚コマ肉を軽く塩コショウをふって炒め・・・、
豚肉の色が変わったら、ワカメとタケノコを炒める。
酒と醤油を大さじ1、おろしショウガ小さじ1を加えて全体を混ぜ・・・。
味を見て塩をふる。
皿に盛った蕎麦の上にのせ、削りぶしと青ねぎをかける。
これはですねえ、ナイショの話なんですが・・・、
ほんっとにウマイです。
このところスピナーズやツイッターで、
「何年も付き合ったカレシをフッた」
または、
「何年も付き合っカノジョにフラレた」
という30代の人の話を何人も聞くんです。
もちろん恋愛に別れはつきものだから、フッたフラレたは当り前なわけですが、
ぼくが見聞きしているケースは、何となくどれも似たところがある気がして、
どういうことなんだろうと思うんですよね。
まず共通しているのは、付き合ってきた期間が長いということ。
どれも年単位で、「10年付き合った」という人も2人います。
それから、「別れの原因がイマイチよく分からない」というところも、
共通している感じがする。
「カレシが浮気した」とか、「ケンカした」「嫌いになった」などという、
積極的な理由があるわけでもなさそうなんです。
それよりむしろ、女性の側が、
「このままズルズル続けても仕方ないし・・・」
というような、消極的な「気分」みたいなものが、別れの原因になっている感じがします。
それで別れを切り出されて、男性がどういう反応をしているかというと、
あまり抵抗していないようなんですよね。
一人の女性は、
「カレは今まで私のしたいようにさせてくれていたから、
今回もまた『戻りたい』と言えば、すんなり受け入れてくれると思うけれど、
そうはしない」
と言っていました。
また、それと対になるように、1人の男性は、
「カノジョはまた絶対に自分のところへ戻ってくる」
と、妙な確信に満ちた口ぶりで言い、
「戻ってきたら受け入れてやりたい」
と言っています。
このことは、これまでだったら、
「春が長すぎた」
として解釈されたところではないかと思うんですね。
付き合いの期間が長すぎるとダレてしまう。
早く結婚しないからそうなるんだ・・・。
先輩などに、そうアドバイスされたり、
昔だったらされていたのではないでしょうか。
でも今は時代が変わり、
女性が必ずしも、「結婚」を必要としなくなっている。
どうも話を聞いていると、そういう女性の変化を受け、
男性の側も、本来ならば当然、
それまでの結婚を前提とした恋愛の仕方とは異なった、
新たな恋愛の作法を身に付けなければいけなかったところ、
それが出来なかったために、
結局女性にフラれることになってしまっているのではないか・・・。
そういう感じがするんですよね。
日本人の男性は、どうしても女性を「下」に見たいと思ってしまうところがある。
昔のように、結婚しないと女性が生活できなかった時代には、
自分の収入をカサに着て、男性が威張ることもできたのかもしれませんが、
今のように女性も収入を得るようになると、それはできない。
そうすると今度男性は、逆に屈折して、
女性を上に見てしまったりすることも、あるのではないかという気もするんですね。
でも女性の側は、男性に上になっても、下になってももらいたいと思っておらず、
「対等でありたい」と思っている。
ところが男性の側は、「対等な恋愛の作法」がよく分かっていないから、
それでフラレることになってしまうのではないか・・・。
色々話を聞いていると、そう思うところがあるんです。
「対等ってどうしたらいいの。」
まず料理は当然すると思うよ。