2013-04-13

豚肉とジャガイモの塩炒め、若い人たちの考え方

昨日の晩酌。


自慢するようなことではなく、
こんなのもっと前からやってて当たり前だったのだが、
2週間前から1週間に使うお金を決め、それを土曜日に銀行で下ろして、
翌週の土曜日まで、それでやり繰りするよう、努力を始めている。

といってもあくまでまだ「努力」の段階で、
先週は、はや火曜日には、銀行へ駆け込むことになってしまった。
今週銀行へ行ったのは木曜日だったから、多少の進歩は見られるものの、
まだ目標は達成されていないという情けない話。

それでもこのようにすれば、使う金額を意識できるようになるから、
イチイチ細かく家計簿などつけなくても、
多少の節約ができそうな感じはする。



それで昨日は、すでに予算をオーバーしていたわけだから、
買い物へは行かず、冷蔵庫にある材料で晩酌の肴をまかなうことに。
豚コマ肉とジャガイモがあったから、それを炒め合わせることにしたけれど、
今回も、迷ったのは味つけ。

豚肉を炒めるのに、定番はショウガ焼きだし、
味噌やカレー粉で濃いめの味にするのもいいけれど、
意外に塩コショウだけでアッサリとさせるのもウマイ。

今回は塩でいくことにしたけれど、
それだけとやはり、作る面白さには欠けるから、
隠し味を色々入れることにした。



ジャガイモは細長く切り、水に5分くらい晒してから、
サラダ油でじっくり炒める。




ジャガイモが柔らかくなったら一旦とり出し、今度は豚肉。


ゴマ油に輪切り唐辛子で炒め、色が変わったら合わせ調味料を入れる。
合わせ調味料は、酒大さじ1、砂糖と酢、醤油にオイスターソースを小さじ1。

そのまま少し炒めたら、とり出しておいたジャガイモと、細切りの玉ねぎ少々を入れ、上下を返しながら汁気がなくなるまで炒め、
最後に塩1つまみほどを味を見ながら入れる。



青ネギをふって食べる。


これはナカナカよかったす。



あとはオニオンスライス。


削りぶしと、からし酢醤油にゴマ油を少し垂らしたのをかける。



油揚げの焼いたの。


ショウガと青ネギ、それにポン酢醤油。



大根入り粥。


味は塩とゴマ。






ぼくは住んでいるのは、ソファーとテーブル、それにベッドで一杯になってしまう小さなワンルームマンションなのだが、
これ以上広い家に越したいとはあまり思わない。

だいたい広い家に1人で住んでいると、ガランとして寂しいし、掃除も面倒。
それに一日ずっと家にいる必要もない。



ブログを更新したり、仕事をしたりするには、ぼくの場合、
家よりカフェにいたほうがはかどる。

タリーズは、カードを作り、タンブラーを持参すれば、コーヒー1杯260円だから、
毎日行けば8000円ほど。

酒を飲むにはバーがある。

ぼくがよく行く「スピナーズ」は、ウイスキーの水割り400円、
これを週に8杯飲んでも、月に12000円。

ひとり暮らしは、家ですべて完結させようとするのでなく、
このカフェやバーの料金を計算に入れ、その分家賃を安くするのが、
賢いというのがぼくの考え。



それで昨日も、晩酌を済ませてからスピナーズへ出かけた。
バーの楽しみは色々あるけれど、ぼくのようなおっさんには、
若い人の話を聞いたり、話をしたりすることも大きい。

昨日はぼくのすぐそばで、20代後半の男女が話しているのが聞こえた。
2人はつい最近、スピナーズで知り合ったらしい。

女性は千堂あきほにちょっと似たところもある美人、
間近に迫ったアパートの更新を契約せず、引っ越したいと思っているそうなのだが、
まだ引っ越し先を探していないとのこと。

それに対して、ダパンプのISSAにも似たイケメンの男性は、
「それならとりあえず、うちに来たらどうですか」
と言う。
「自分のベッドとか、置いてもらっていいですよ・・・」



おっさんの目から見ると、これは「同棲」を提案しているのかとなるのだが、
当人同士にとってはそういうことではないらしく、
女性も、半分冗談であるにせよ、
「ほんとに・・・、そうさせてもらおうかな・・・」
などと言っている。
男性は以前、
「ぼくは友達の女性なら、部屋で2人きりになっても、エッチはしません」
と言っていたこともあり、
今回の話も、同棲の提案などでは全くなく、
「友人としての真摯な手助け」ということになるらしい。



若い人たちの間で、男女の間にこのような関係が成立し得ることが、
ぼくにはまだイマイチ理解できない。
「草食系」と括ってしまうことは簡単だけれど、
何か新しい、世の中を大きく変えることになるような考え方が、
若い世代に生まれ始めているのかというようにも思える。



「若い人は若い人で考えてるんだからね。」


上から目線で見ちゃダメだよな。