2013-02-19

毎日食べても飽きない味。
「タラのみそ汁」


こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは50歳バツイチ独身一人暮らしのおっさん高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思うところも多々あるとは思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。



というわけで昨日の晩酌は・・・。



タラあらのみそ汁。



タラはサケと並んで、魚の中では比較的安く、しかもうまいものの一つだと思います。
鯛のような豪華なだしは出ないものの、独特の素朴な味わいと、食べ応えがある。

特に煮てもパサパサ・モソモソになりにくいので、鍋などに入れるのが代表的な食べ方になると思います。

また今回のようにみそ汁や吸い物の具にするのも、ぼくが通っている魚屋などではオススメの食べ方。



タラは魚屋であらを買うのが、やはり一番安く、そしてうまいと思いますけど、スーパーではまずタラのあらは売っていないので、切り身でも問題ありません。

スーパーではロシア産などの甘塩をしたものが、よく安く売っていますけれど、あれもけっこううまいです。



タラのあらを買った場合は、やはりまずサッと湯通しします。


そのあと水でよく洗い、血の塊などを落としておく。



それからタラは、あまりだしが出ないので、昆布と削りぶしのだしを取る。


5センチ角くらいのだし昆布と一つかみのだし昆布を3カップの水に入れ、中火にかけて沸騰したら弱火に落とし、アクを取りながら3分煮て、ザルにペーパータオルを敷いたものでだしを濾し取る。



鍋に湯通ししたタラあらと5ミリ厚さくらいに切った大根、だし、それに1/2カップほどの日本酒を入れ、アクを取りながら5分ほど煮る。



そのあと細く切った油揚げ、さらにしめじを入れて5分ほど煮て、最後にみそを溶き入れる。



ネギと一味をふって食べる。


毎日食べても飽きない味っす。



あとは、ホタルイカのぬた。


目を取ったボイルホタルイカとざく切りの青ねぎを、サッと湯通しして水気を拭き取り、からし酢みそで和える。
からし酢みそは白みそ大さじ2と酢と砂糖大さじ1、からし小さじ1/2くらいを、味を見ながら混ぜ合わせる。



カマスゴ。


フライパンでサッと焼いたカマスゴを、大根おろしと一味、ポン酢で。



厚揚げの焼いたの。


フライパンでサッと焼き、ネギにショウガじょうゆ。






昨日ブログのコメントで、女性だという匿名の人から、

「恋だとか毎日お昼から飲み歩いているような生活は軽すぎる」

との指摘をもらった。

「そのような生活を露出される品性は何なのか」

とも書いてある。

もちろんこれは価値観の問題で、ぼくのブログが気に食わなければ見なければいいだけのことだから、コメントは承認せずに終わりにしたわけなのだけれど、それではぼくの価値観がどんなものなのか、ちょっと書いておきたい気もしている次第。



タバコを例に取るのがわかりやすいと思うけれど、今の社会では、タバコを吸うのは「病気」だということになっている。
健康を害し、早死にするのがわかっているのにやめられないのは依存症だということで、禁煙治療に健康保険が適用されるようにもなっている。

しかしぼくは、

「好きなタバコをやめてまで長生きして何になるのか」

ととても思う。
タバコを吸うことはタバコ飲みにとっては「小さな幸せ」なのだから、人に迷惑をかけることはもちろん良くないにしても、それを手放す意味がわからない。



酒を飲んだり恋をするのも同様で、いい年をしてそういうものにうつつを抜かすのは、「みっともない」という考え方はあると思う。
でもそう考える人が、「幸せ」についてどう考えるのか、ぜひ聞いてみたいと思うところだ。

昼間から酒を飲んだり、恋をしたりすることは、ぼくにとっては最高の幸せ。
もっとみんな、「自分の幸せ」について真剣に考えてみてもいいのではないかとすら思う。



「でもおっさんは軽すぎるとぼくも思うよ。」


たしかにな。