2012-12-19

意外な組み合わせだけど日本酒にもバッチリ。
「カキとジャガイモのオリーブ&オイスター炒め」

今日の晩酌は、カキとジャガイモのオリーブ&オイスター炒め。
ちょっと意外な感じはするけれど、北海道の料理を思い出すとわかる通り、ジャガイモと魚介類はとても相性がいい。ここにカキとの相性は言うまでもなくいいオイスターソースで味付けし、オリーブオイルと鷹の爪、レモン汁でさわやかに仕上げる。カキは火を通しすぎると縮まってしまうから、手早くやるのが肝心。





カキ150グラムは片栗粉をふってもみ、よく水洗いして水を切り、塩コショウに酒少々をふって片栗粉大さじ1くらいをまぶしておく。
ジャガイモ1個は5ミリ角くらいの棒状に切り、5分くらい水にさらす。ピーマ2個ンも5ミリくらいの細切り、しめじ1/2パックは房に分け、合わせ調味料オイスターソース大さじ1、砂糖としょうゆ小さじ1/2、レモン汁と片栗粉小さじ1を混ぜ合わせておく。





オリーブオイル大さじ1でジャガイモを、中火でじっくりやわらかくなるまで炒める。






オリーブオイル大さじ1でピーマンとしめじを、今度は強火でサッと炒める。






オリーブオイル大さじ1で、カキと千切った鷹の爪を強火でサッと炒める。






ジャガイモとピーマン、しめじをもどし入れ、ひと混ぜしたら合わせ調味料を入れる。
全体を混ぜて合わせ調味料をからみ付ければ出来あがり。





ちょっと洋風っぽい感じもするけれど、日本酒にもバッチリ合う。












一人暮らしの料理初心者が買い物をするとなると、一番むずかしいのは、
お店に置いてあるものの量が多すぎるということだ。

多くのお店は家族で食べるか、少ない場合でも2人で食べるのに
ちょうどいい量になっていて、1人では食べ切れないことが多い。

スーパーでも使い切り用の、少量の食材を置いてあるところもあるし、
個人商店ならけっこうバラ売りをしてくれるから、
1つにはそういうお店で買い物するようにする手はある。

ぼくは八百屋で、青ねぎを2本40円で売ってもらったりしている。



ただどこのお店でもそうやって少量で売ってくれるわけではないから、
やはり一人暮らしは買い物の仕方を工夫する必要はある。

鉄則は、

「極力食べ切れる分だけを買う」

ことだと思う。

料理の初心者は、冷蔵庫にあるものをうまく使うことがなかなかできない。

だから材料を余してしまうと、それをそのまま腐らせてしまうことになりがちだ。



そうなると必要なのは、「料理に使う材料の品数を減らす」ことになる。

たとえば今日上で紹介したカキとジャガイモの炒め物にしても、
材料はカキとジャガイモ、ピーマン、しめじの4点が使われている。

ジャガイモは1ヶ月くらい持つから余っても問題ないとして、
ピーマンとしめじは、ぼくの場合も半分は余っている。

ぼくは余ったピーマンやしめじを使うことはできるけれど、もし自信がなければ、
ピーマンとしめじは初めから省略してしまえば、余らせることもない。



料理の本は、ぼくのおっさん本もそうだけれど、材料を色々組み合わせて使っている。

材料の組み合わせが料理の面白さでもあるから、それは仕方がないのだけれど、
一人暮らしの料理初心者は、あまり材料を組み合わせてしまうと、
材料を余らせてしまうことになる。

材料を余らせないために一番間違いないのは、1つの材料で料理を考えることだ。

ほうれん草のおひたしとか、焼き魚とか、1つの材料で作る料理は考えやすいし、
それでいて十分おいしく食べられる。



それでも野菜などは、どうしても余ってしまうことになると思うけれども、
根菜などは新聞紙にくるみ、常温で保存しておけば、1ヶ月くらいはもつ。

葉物野菜でも、新聞紙かペーパータオルにくるんで野菜室に入れておけば、
1週間くらいは軽く持つ。





「何でも新しく始めるとわからないことが多いからね。」
慣れると何でもないんだけどな。