2012-12-04

イカ鍋

今日の晩酌は・・・。
スルメイカの鍋。だったのだけれど、実はちょっと、イマイチだった。





スルメイカはサッとゆでて、ショウガじょうゆで食べるとうまい。
だから昆布だしで野菜といっしょにサッと煮て、ポン酢で食べたらうまいだろうと思ったのだけれど・・・。





イカ自体はうまかったのだけれど、全体としてあっさりしすぎで、コクが足りなかった。
鍋にはいかにコクが大事かを、あらためて実感した次第。











昨日は、「おっさんひとり飯」を買ってくれたツイッターの知り合いが、
レシピを見ながらハマグリの湯豆腐を作り、
それが「とてもおいしかった」とよろこんでくれた。

これには、かなりホッとした。



「おっさんひとり飯」はレシピ本だから、レシピがたくさん載っている。

レシピは全部、新たに書き下ろしたもので、ブログの説明よりだいぶ詳しい。

そこでぼくが恐れるのが、

「レシピ通りに作ったけれど、おいしくなかった」

と言われること。

作ったものがおいしくないのは、まずは作った本人の責任だけど、
レシピを書いたぼくだって、責任の一端を担ってはいる。

だから本を出して以来、どうも気持ちが落ち着かない。



魚屋の若大将が何度か作ってくれたみたいで、
「おいしかった」と言ってくれるのだけれども、
若大将は知り合いだから、お世辞も入っているかもしれない。

でも今回ハマグリの湯豆腐を作ってくれたのは、
まだそれほど親しくない人だったから、
そういう人が「おいしい」と言ってくれることは、安心できる度合いが高い。





「世の中に出るってそういうことだからね。」
ほんとにな。