今日はスペイン風。
スペインの料理はシンプルな味付けが多いのが僕は好き。
イカのスペイン風。
胴の内側にタテにはり付いている軟骨と、足の根元にあるクチバシだけをとり除いたスルメイカを、はしからハラワタもろともブツ切りにする。ここにワインを1たらし、塩小さじ1/3ほど、コショウ少々で味付けして30分くらいおいておく。
フライパンに多めに入れたオリーブオイルを中火で熱し、たたきつぶしたニンニクとタネをとり除いた赤唐辛子を温める。
ニンニクと唐辛子は焦げてきたらとり出して捨てる。
火加減を強火にし、煙がもうもうと上がってきたところでバター1かけを入れ、漬け込んでおいたイカを汁ごと入れる。
30秒ほど炒めてイカがぷっくりと赤くなってきたら、味を見て塩加減をする。
イカのスペイン風は檀一雄のレシピ。
皿の底にたまったタレにパンをひたして食べるのがまた死ねる。
イワシのスペイン風オムレツ。
手びらきにしたイワシをオリーブオイルでこんがりと焼く。
卵3個にほぐしたイワシ、オリーブオイルでサッと炒めたうす切りの玉ねぎ少々、赤パプリカの細切りを少々。よく溶きほぐして塩小さじ1/4くらい、コショウ少々で味付けする。
小さめのフライパンで焼く。
オリーブオイルをたっぷりひいて、火加減は弱めの中火。フタをすると火の通りが早い。
底がこんがりと焼けてきたら、皿をかぶせてひっくり返し、一旦皿に受けてからすべり込ませる。
8等分に切る。
イワシはスペインでもよく食べるそうだ。
サラダ。
トマトにゆで卵、キュウリにレタスに赤パプリカ、それにうす切りの玉ねぎとみじん切りのニンニクはかならず入れる。オリーブオイルとレモン汁、塩をかける。
卵は底にヒビを入れてからゆでると殻がきれいにむける。
60になったらパリへ移住したいと思っている。
アパルトマンに居をかまえ、死ぬときはそこで死にたい。
ヨーロッパの各地を転々とする。
特にスペインとポルトガルには、長期で滞在してみたい。
各地で土地のものを食べ、バーで人と知り合いになる。
食べたものは作り方を聞き、自分でも作ってみる。
以前は旅先で、女性とも出会いたいと思っていた。
でも今は、和久井映見を連れていきたい。
「夢が実現するといいね」
その前に死んでしまうかもしれないしな。