2012-11-13

嵯峨野もみじ狩り、肉豆腐

今日は嵯峨野へもみじ狩り。
京都のもみじは見頃にはまだちょっと早いけれど、やはり京都はもみじが一番きれいだから、何度かは見ておきたい。いつものコースをぐるりとまわり、今日はいつも行くバーKajuのマスターに教えてもらった、滝口寺へ寄ってみることにする。森嘉で嵯峨豆腐を買い、大堰川沿いの茶屋で酒をのむ。





嵐電嵐山を出て渡月橋へ向かう。
大堰川沿いを歩くと、もみじはやや色付きはじめているという様子。





亀山公園の石段を上がり、展望台へ。
ここはほんとに眺めがいい。





滝口寺は、二尊院をさらに少し北に上がったところにある。
目立たない場所にある小さな寺で、観光客もあまり来ない。





ここのもみじは、もうずいぶん色付いているようだ。






石段を上がっていくと、古びた庵がある。
寺名の由来ともなった滝口入道と、悲恋の相手横笛の像が安置されたこの庵には、自由に上がることができる。





タバコ飲みには灰皿も提供。






この庵から見る庭の眺めは最高。
誰にも邪魔されず、鳥のさえずりだけを聞く静かな時間を存分に味わうことができる。





滝口寺を出て豆腐を買ったら、茶屋へ向かう。
茶屋へは大堰川の対岸から自分でボートを漕いでいく。





ここもいい場所にあるのに人はあまり来ない穴場。






寒いから、いきなり熱燗。






おでん。






常連さんの撒くエサに、鴨が大勢あつまってくる。






さらに熱燗。






イカ焼き。






サービスで出してもらったサツマイモ。






帰ったら、買ってきた豆腐を豚肉と煮る。
豆腐は味の出るものと一緒に煮ると、その味がしみ込むのがうまい。





鍋に昆布をひき、豆腐に豚コマ肉、ぶつ切りの長ねぎとしめじを入れて、酒を1カップ。さらに水をかぶるまで。
あとは卓上のコンロで煮ながら食べる。





火加減は、沸騰するかしないかのところを保つのがポイント。
そうすると、豆腐も豚肉もかたくならない。





タレはポン酢しょうゆに青ねぎ、一味唐辛子。






雑味がない、とろけるような森嘉の豆腐は、やはり、うまい。