2012-10-08

栗と鶏肉の炒め物

今日の晩酌は・・・。

昨日の栗は、まだたくさん残っているから鶏肉と炒め合わせることにする。
栗は下処理がちょっと面倒だけれど、ホックリとした味は鶏肉によく合う。

ブロッコリーと、彩りにニンジン、味出しにシイタケと玉ねぎを入れ、ピリ辛のしょうゆ味に酢を利かせるようにする。





栗は水から5分ゆで、小さな包丁で外の鬼皮と中の渋皮をむく・・・。
むいた栗は、10分ほど塩ゆでする。





ブロッコリーとニンジンを油でさっと炒め、水をくわえ、フタをして蒸し焼きする。
火が通ったら一旦取り出しておく・・・。




サラダ油少々で、塩と酒で下味をつけ片栗粉をまぶした鶏モモ肉を、中火でじっくり焼く・・・。
鶏肉に火が通ったら、火を強めてシイタケと玉ねぎ、鷹の爪少々を炒める。





栗とブロッコリー、ニンジンをもどし入れ、日本酒、しょうゆ、オイスターソース各大さじ1の合わせ調味料を注ぐ。
全体を混ぜ、味見して塩加減をし、ゴマ油と酢それぞれ大さじ1をたらす・・・。




栗と鶏肉の炒め物。






あとは焼きナス。
下手にぐるりと切れ込みを入れたナスを、焼き網で中火で焼く。
皮をむき、おろしショウガと削りぶしを乗せてしょうゆをかける・・・。





リンゴと大根、ワカメの酢の物・・・。
細切りしたリンゴ、塩もみしてよく水をしぼった大根、水でもどしたワカメを三杯酢で和える。





いただきます。






これはうまい・・・。
材料のバランス、味付けのバランスとも、我ながらバッチリ。











このごろ脚がもつれることが増えたおっさん。
何もない平らな道でもよく転ぶ。



昨日は和久井映見と、北大路までアイスクリームを食べに出かけた。
バスの座席に2人ならんで腰かけて、北大路バスターミナルから歩いてオシャレなアイスクリーム屋へむかう。

受け取ったかわいらしいアイスクリームを、店の奥でむかい合ってすわって食べるおっさんと和久井映見。
それぞれ別の種類を注文し、互いのものを味見し合う。



店を出ると、秋晴れの空。
暑くも寒くもない、散歩にはうってつけの陽気・・・。

歩道の脇に据え付けられている地図を見ると、すぐ近くを賀茂川が流れている。
川べりをすこし歩くことにした。



気持ちのよい風が吹きぬける河原の道。
草が生いしげる中を流れる川から視線を上にうつすと、まわりをかこむ濃い緑色の北山や東山がキラキラと陽に照らされている。

「私、まだ賀茂川を歩いたことがなかったからうれしい・・・」

よろこぶ和久井映見を見て、おっさんは幸せな気持ちになる・・・。



川の中州には、白鷺が羽を休めている。
水面を鴨が泳いでいる。

一匹の鴨が、川岸へ近付いてきた。
鴨をよく見ようと、そろそろと川岸へむかって歩いていくおっさん・・・。



その時・・・。

水辺の草に隠れた木の根がおっさんの足をとらえた。
脚がもつれて、おっさんの体はバランスを失う・・・。



もんどり打って、頭から川に飛び込むおっさん。

上から下までぐっしょりと濡れたおっさんを、鴨はかまうことなく飛び去っていった・・・。



「まったくいい年なんだから気を付けてよ」
まだ暖かかったからよかったよ。