2012-09-11

菜っぱ汁、鯛のかぶと煮

こんにちは!おっさんです。



昨日の晩酌・・・。



この頃湯豆腐にハマっている僕は、昨日も鯛かぶとの湯豆腐にするつもりでした。
それで魚屋で鯛のアラを買って八百屋へ行ったら、冬野菜が安くなり始めていて白菜菜(はくさいな)が130円。

これで菜っぱ汁を作ったらうまいんだ・・・。

そこで鯛アラはかぶと煮に急遽変更、豆腐屋で油揚げを買って菜っぱ汁を作ることにしました。

あとはナスのおひたしとキュウリの浅漬。



早速いっしょに作ってみよう!





菜っぱ汁を作るには、まずはだし。
昆布1枚と削りぶし1つかみをたっぷりの水に入れたら中火にかけ、沸騰したらアクを取りながら弱火で3分。

キッチンペーパーをザルにひいて濾す。

だしはよっぽど上品なものを作るのでなければ、グツグツ煮込む二番だしでいいんだよ。

だしが400ccなら酒とうすくちしょうゆ各大さじ1に塩少々で味をつけ、熱湯で油抜きして細切りにした油揚げとざく切りの白菜菜を2~3分煮れば出来あがり。



吸物だから、七味などはふらずにそのまま食べる。
しみじみとした味で、ほんとにうまい。



油揚げと菜っぱをみそ汁にするならよくあるけど、吸物にするって意外じゃない?
これは京都のおばんざいだけど、さすが京都だと思うよね。

菜っぱは白菜や小松菜でもおいしくできる。
小松菜を使うときはさっと下ゆでしたほうがいいと思う。






鯛のかぶと煮は、ちょっと面倒なのは下処理だけ。

表と裏にうすく塩をふり10分ほどおいた鯛アラを、80度くらいの熱湯にさっと浸してそのあと水でよく洗う。
特にウロコを、1枚も残さないつもりでていねいに取る。

こういうところに時間をかけるのを、面倒とおもえば面倒だけど、それでおいしくなるならいいじゃんね。

鍋に昆布をひき、鯛アラと斜め切りして水にさらしたゴボウ、皮をむいて10分塩ゆでした里芋を入れ、日本酒カップ2分の1、水をカップ1、みりんと醤油を各カップ4分の1、砂糖大さじ2。
落としブタをして強めの中火で10分炊けば出来あがり。





かぶと煮は酒の肴としてほんとに黄金。
食べるときはチューチューと骨をしゃぶる。





ナスのおひたし。

10分ほど水でゆでたナスを空気で冷ましてやさしく絞り、一口大に切る。

これは難しいのはゆで加減。
ゆで足りないと固いし、ゆで過ぎるとナスはすぐくずれてしまうもんね。

箸ではさんで、やわらかくなったと思った瞬間に取り出すようにする。

ショウガじょうゆで食べる。





キュウリの浅漬けは、ちりめんじゃことみょうがをのせ、ポン酢しょうゆをかけた。






こういうメニューには、酒はやっぱり日本酒だよね。






「いやー、日本人だねー」
お前ロシア生まれだろ。