2012-07-23

ナスの鶏そぼろあんかけ

昨日の晩酌。
昼にラーメンを食べに行ったから、夜は軽いもの。



おっさんは、47歳で会社をやめた。
夢と希望をもって入社して、仕事に人生をかけるつもりだったのだけれど、最後にわかったのは、会社は人生をかけるに値する場所ではないということだった。
仕事はそもそも生きていくための手段であって、「生きる」ことそのものに、仕事よりも、もっと広い世界がある・・・・。



生きることは、まず第一に、食べること。
振り返ってみるとおっさんは、これまで食べることを人まかせにして、自分で一から考えたことがなかった。
下手ながらも手を動かし、自分で料理を作ってみると、そこに様々な歓びや愉しみがあることが、少しずつわかってきた。



おっさんがこのブログを通して、できたらいいなとおもっているのは、その歓びや愉しみを、ブログを見てくれる人と分かち合うこと。
ひとり暮らしのおっさんが、自分ひとりのために料理をしても、十分たのしめるだけのものが、料理には、ある。



おっさんは、世界を変えたいとはおもわないし、変えられるともおもわない。
でも、生きることの歓びや愉しみを、自分の手で見つける人が増えていったとき、世界はたぶん変わるのだろうと、なんとなく、おもっている・・・・。






というわけで、昼間に餃子とラーメンをたらふく食べた昨日、晩酌は冷蔵庫に残っていたナス2本を、鶏そぼろのあんかけにすることにした。
ナスは皮をむき、涼し気な感じにする。
ほんとうは、冷やして食べたらうまいとおもったけれど、食事を早い時間に作るのがめんどうだったおっさんは、温かいまま食べることにする。



早速やってみよう!



出しに酒とみりん、うすくちしょうゆで味付けする・・・・。
まず酒とみりんをドボドボと出しにいれ、味を見ながら、塩加減がちょうどよくなるまで、うす口しょうゆを足していく。
出しは、昆布と削り節でちゃんと取ると、さらにうまくなる。



鶏ひき肉を煮る・・・・。
アクを取りながら、2~3分。




ナスを煮る。
ナスは皮をむき、さっと下ゆでしておく。
10分くらい、ナスがやわらかくなるまで煮る。



とろみを付ける・・・・。
水溶き片栗粉を、スプーンでいれては混ぜしながら、ちょうどよい加減にとろみを付ける。






いただきます!




ナスの鶏そぼろあんかけ。
ひき肉をちゃんとほぐさなかったから、そぼろが中途半端なパスタのようになってしまったのが、ちょっと残念。



味は・・・・。
出しがしみ、やわらかくなったナス・・・・。
ただおっさん、食べ終わってから気がついた。
これはおろしたショウガを上にのせたら、もっとうまかった。



あとはブロッコリーのツナマヨネーズ和え。
さっと塩ゆでしたブロッコリーと、うす切りの玉ねぎ、それにツナを、マヨネーズにコショウをひと振りして和える。



その他の諸々・・・・。
枝豆は、初めてゆでた。



農家のおばちゃんの古漬けうまい。