2011-07-04

白めしのブルース

白めしってうまいよな。なんでこんなにうまいかな。昨日の鯛アラの煮凝りになったのと酸茎をおかずにしたが、つくづくうまいと思って溜息をつきながら、あっという間に食い終わっちまう。炊き方だとか、炊きたてを食べるだとか、色んなことがあるにせよ、これが歴史の力というものなんだよな。

日本人は千年以上にわたって、白めしというのが一番のごちそうで、それをちょっとでもおいしい物にするためにどうしたらいいかという試行錯誤を続けてきたわけだ。その積み重ねの結果が、いまの白めしの味なのだよな。だからこの白めしの味は「日本」そのものを表しているとも言えるのだ。

この間から無洗米にしたのだが、洗わなくていいとは言うけれど、ちょっと粉っぽい感じがするな。片手鍋で炊くのに、水加減を思い切って、米150ccに対して、250ccにまでしてみたら、丁度よい硬さ加減になった。