2011-06-25

炭水化物に酒

京都では、梅雨はどこへ行ってしまったのかというような天気が続いている。
連日真夏日で、本番はまだ先のはずなのに、いきなりこれはやめてくれよというような暑さ。

今年は節電ブームでもあり、また実際に節電しなければいけないものもあるから、できるだけエアコンを使わずに過ごしてみようと思っている。
いちおう扇風機は持っているのだけれど、これまではエアコンに頼った生活をしてきたので、まともに使ったことがなく、今回ちゃんと風が当たるように向きを調節し、風量を強めにしたら、意外に涼しいじゃんということに初めて気づいた。
30度くらいの気温だったら、これで余裕で行けそうだ。

ただ夜は、昨夜扇風機だけで寝たら、耐えられずに明け方起きて、結局エアコンをつけて二度寝した。
昔の人は、夜もエアコンつけずに寝ていたのか。
それとも気温が今とは違ったのか。
まあちょっと悔しい気持ちがなくはないのだけれど、眠れないというのは健康的にどうかと思うし、だいたい午後の電力がピークの時間帯以外は節電する必要もないわけだから、これから夜は、エアコンつけて寝ることにした。

昨日の昼めしは、残り物の肉じゃがにお新香で白めし、それにコップ半分ほどの冷や酒。
昼から酒をのむというのは、会社に勤めていたりするとなかなか難しいものだが、僕は家で仕事をするのでそれはまったく関係ない。
眠くなるのじゃないかと思うかもしれないけれど、僕は酒をのんでものまなくても、どちみちめしを食ったら眠くなるから、毎日30分ほど昼寝することにしていて、コップに半分ほどであれば、酒をのんだからといってその時間が長くなるわけでもない。
しかしこうして、めしと一緒にちょこっとでも酒をのむと、大しておもしろくもない残り物のめしでも、数段うまくなる。
別に酔っ払いたくてのむというわけではなく、酒をのまずにめしを食ってしまうのは、もったいないということなのだよな。

以前はこのような酒ののみ方はできなかった。
若かったせいもあるのかもしれないけれど、とにかく酒というのはガブガブのむもので、つまみも酒がまずくなるから、最小限にしていた。
まあそうやってのむのも嫌いじゃないから、今でも時々やるのだけれど、しかしそうではなく、あくまでめしを主体としながら、めしの合間に酒をのむというのも悪くないのだよな。

特に炭水化物を食いながら酒をのむなどということは、以前は言語道断だったのだけれど、この頃は何の問題もなくできるようになっていて、むしろけっこういいなと思うようにもなっている。
特にいいのは、ラーメンとビールとか、そばに日本酒、あとはお好み焼きにビールなんかだろう。

ラーメン屋でビールを飲むという場合、王道としては、まずビールとキムチとギョウザを頼んで、キムチをつまみにしてビールをのみながら、ギョウザが焼き上がるのを待ち、ギョウザが来たらそれでビールを飲み切って、最後にラーメンでシメるということになるだろう。
でもこのビールとキムチとギョウザとラーメンが、同時に来てしまうというのも意外に悪くない。
ラーメンとビールというのは、けっこう合うものなのだよな。

というわけで昨日の晩めしは、炭水化物に酒を合わせてみることにした。

鶏肉とカブのにゅうめんに冷や酒。
鶏モモ肉とカブが中途半端に余っていたので、この汁に素麺を入れてカサを増やしたというところもないではないが、しかしこれは、たしかにいいな。
カロリーを酒だけで摂るいつもの晩めしに比べて、素麺がある分、酒をそれほど飲まなくても済むような気がする。
と言っても昨日も2合はのんだのだけれど。
酒といっしょに炭水化物を摂ったほうが、体にもいい気がするのだけれど、でもこれで太ってしまうということになると、それはそれでまた問題なのだよな。