2011-01-01

スペアリブおでん

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

京都は今朝、初日の出、きれいに見られましたね。
ただ僕は、目が覚めたのが、日が昇ってちょこっと経ってからだったので、もう写真に収めることはできませんでした。

僕はお正月でも、実家に帰るという習性がないので、ここ10年以上、一人で暮らすようになってからは、お正月も一人で過ごしているわけなのですが、ちょっと前までは、大晦日はなじみの飲み屋で過ごし、そこで年越しをするというようにしていました。
お正月を一人で過ごすというのは、何ともいえぬ不安があり、ちょっとでも一人の時間を短くしたいと思ったからなのですが、ここ数年はネットに仲間ができ、飲み会をしたり、パーティーをしたり、みたいなことを、そこでできるようになって、正月もその仲間と過ごすことができるようになったので、まったく問題なくなりました。

実際ネットのつながりというのは、感覚として、酒飲み仲間ととても近いものがあって、ネットでやり取りしながら酒を飲むというのは、下手な飲み屋で飲むよりよっぽど楽しく、またつまみは自分で作るので、下手な飲み屋よりはよっぽどうまく、しかもお金は全然かからないときているわけで、僕はけっこう重宝してます。

というわけで今年の正月、やはり京都で一人で過ごすことにして、僕はクリスマスは完全無視をするのだけれど、正月はそれなりに、多少は準備して迎えたいと思うわけです。
おせちを自分で作ってみようかと一瞬思ったのだけれど、やはりやめました。
僕はごちそう料理を作るということにはあまり興味がなく、ごちそうを食べたければ店に行くという考えなので、ああいう細々したものをチマチマと作る気は、あまりしないのです。

それで家の近くのグルメシティで、いちばん安いおせちを買ったのだけれど、昨日受け取ってみたら、けっこうな大きさ。
あとで開けるのが楽しみです。
持ち帰る途中で、すべって転んで、ひっくり返してはしまったのだけれど。

雑煮も、ふつうにだしパックでだしを取り、作れるように支度して、あともうちょっと何か、酒の肴になるものがあったらいいなと考えて、思い付いたのがおでん。
作りおきして何日か食べ続けるには、まさにうってつけではないか。

ということで、まず買いました。

大きな鍋。

直径22センチのステンレス製。
IHにも対応。
ほんとはアルマイトの、よく韓国ドラマで登場人物が、そこから直接インスタントラーメンを食べるような、昔ながらの鍋が欲しかったのだけれど、アルマイトはIH対応していないのだ。
残念。

台所にはもう置くところがないので、

洋服をかけるラックの上に、しまうことにしました。

この鍋を使って作るおでん、

やはり何といっても、スペアリブ。
これはグルメシティでは、バックリブというものしかなかったのだけれど、同じようなものでしょう。

30分ほど、酒をドバドバと入れた水で下ゆでし、それから肉は水洗い。
汁もペーパータオルで濾して使います。

それから大根。
下ゆでしておく。
鍋が大きいので、いつもみたいに半分にカットするのでなく、丸のまんま。

ゆで卵。
4個。
今日は塩を入れてゆでてみたが、やはり殻がくっついて、うまくむけなかった。

ジャガイモ。
水にさらしておく。

厚揚。

こんにゃく。

ちくわ。

それに昆布。
あらかじめ結んであるのが売ってたんですね。

と鍋が大きいものだから、今まで入れたいなと思いながらも、鍋が小さいからと入れられなかったものを、かたっぱしから入れてみた。

これを少しこってりめに、みりんと濃口醤油で味付けをして、沸騰させないように、1時間ほど煮る。
それでそのあと、しばらく冷ます。

それでこれは、正月の準備と言いながら、もう大晦日から食べ始めてしまうのです。

鍋にほんとにいっぱいにできてしまったので、食べきれるか不安に思ったのも束の間、昨日はバクバク食べて止まらず、異様に腹一杯になってしまいました。
でも野菜やこんにゃくも多いから、べつにいいのだ。

卓上でコンロにかけて、火を通しながら食べるので、初め固かった大根が、だんだんやわらかくなったりするのもいい。

酒は昨日は、べつに飲み過ぎてもかまわないと思っていたのだけれど、おでんでお腹がいっぱいになり、3合しか飲めませんでした。
十分です。