2010-11-10

桐生市小6自殺

桐生市の小6自殺、ほんとにかわいそう。

給食を食べるとき、好きな人どうしで固まって食べるって、先生が生徒たちがその方が楽しく食べられるだろうと思うというのもわからなくはないけれど、一人残った人をそのまま放置するというのが、あまりにも無神経。

先生って職業、この頃もサイコロのこととかあるし、保護者とデキちゃった校長とか、未成年と援交したりとか、よく聞くのだけれど、まあそういうことは、先生だけがやっていることじゃないだろうから、他のケースは報道されないだけなのかもしれないが、まわりは生徒という、自分より圧倒的に立場が弱い人間に囲まれて、専制君主みたいな状態に、なろうと思えばいくらでもなれる状況で、人生の大半を過ごすということになるわけだから、自分をかなり強く律することができないと、おかしくなってしまいがちなのじゃないかという気がするな。これはお医者とか官僚とかにも言えることだと思うが。

そういうことに異を唱えようと、親が立ち上がると、今度は「モンスター・ペアレンツ」みたいになりがちだったりもして、本来自分の責任でやらないといけないことを、すべて先生に押し付けたりするようになると、今度は先生の方でも心を閉ざして、単にそれに対処するという、組織防衛ということに終始してしまうようになるのだろうし、そうなるとイタチごっこで、ますます根本的な解決からは遠くなってしまうのだよな。

「義理」とか、「人情」とか、そういうことばで表現されていた、人間の関係において大事なことが、以前の日本にはあったのだと思うけれど、そういうものがほとんど意味を持たなくなってしまった今、ただひたすらそういう、人と人との情のふれあいみたいなことが、なくなってしまう方向に、日本は進んでいるのだという気がする。必要なのは、そういうものを含み込んだ、新たな倫理観みたいなもの、道徳というのも、すでに死後になりかけていると思うし、それに代わる、何か新しいもの、をつくりあげることで、そうでないと、ほんとに崩壊するのだと思うのだよな、日本は。

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