2010-10-09

鶏水炊き


今日も鍋はうまい。 
目の前に煮えた鍋が、とろ火で温められて湯気を立てているのって、圧倒的な幸せ感だな。
これはやはり、食の原点ということなのだろうな。
原点に返るということは、幸せなことなのだ、やはり。

鶏は今日は、骨付きでなく、ふつうのもも肉ぶつ切りを使ってみた。
だしが出るからと思って、骨付きを使っていたのだが、そうするとどうしてもでっかくて、湯からはみ出てしまったり、ちょっと面倒だったのだ。
べつにこれでまずいこともないし、今度からこれにする。

入れる野菜に関しては、毎回スーパーで、かなりの吟味をするのだが、今日はきのこに関して、エノキにするかしいたけにするか、かなり迷って、しいたけにした。
まあどちらでも良いようなものだが、こうやってつまらないことに知恵を絞ることが、楽しさにつながるわけだ。

フライパンに昆布と水をはって、いちおうちょっと置いて、それから春菊以外の材料を全部並べ、火をつけて、沸騰したら昆布を取り出し、最後に春菊を入れたらとろ火にする。
ポン酢には、大根おろしを入れずに、青ネギだけ。
まあしかし、これは僕は今日こうしました、ということで、ほんとはどうだって、好きにやればいいんだよな、鍋というものは。

いや楽しいわ、ほんと。