2010-09-14

豚ロース塩焼き

僕は晩酌は、だいたい、魚と肉を交互に食べたいと思ってるのだが、材料をあまり組み合わせたりせず、しかも最小限の味付けで食べるという、これはべつに主義というわけではなく、実際そうするのがうまいと思うからなのだけれど、そうなってくると、肉の場合、選択肢が非常に限られてくるのだ。
牛肉か、豚肉か、鶏肉。
または鶏のレバーかハツ。
スーパーに売ってるのは、このくらいだからな。
そうなると、僕がとくに好きな、豚肉と鶏肉が、頻繁に登場してしまうのは、致し方ないのだ。

で僕は、肉は塩焼きが、いちばんうまいと思うのだな。
豚肉の場合は、すこし臭みがあるから、コショウもかける。
更に盛って、青ネギとレモン汁。
レモン汁は僕の場合、ポッカレモン100。
これはほとんど飽きることがない。
たまに気分を変えようと、ショウガ焼きにしたり、照り焼きにしたりしてみるが、それは冷麦に入っている、ピンクや水色の麺みたいなもので、やはり塩焼きが一番なのだ。

水菜がここんとこ、ずっと298円なのだ。
今って時期じゃないのか。
猛暑だからなのか。
しかし豚肉を焼いて、水菜のおしたしを付けないというのは、平たくいえば、コーヒーにクリープを入れないようなものだから、高くても買うのだ。
ほんとは水菜、じつは一回で一把食べ切ってしまわなくても、半分だけにしてもいいんじゃないかと、思わなくもないのだが、いやいやいや。
このドたっぷりの青菜が、僕としちゃ幸せの原点とも言えるものだから、ケチるわけにはいかないのだ。

だいたい、自分がうまいと思うものを、ゆっくり、たっぷり食うのって、ほんと幸せ感じるよな。