日曜はいつも、中休みなしで営業するから、そのくらいの時間には終わってしまうのだそうだ。
人気のほどがわかるな。
というわけで、二度目の訪問。
もちろん今日は、ちゃんと開いていた。
6時半ごろ来たのだが、同じころに50代という感じのサラリーマンが何人か入ってきて、メニューには書いていない焼酎をたのみ、そのうち何も言わないのに、鯖の味噌煮が出てきたりしていた。
常連さん向けには、居酒屋的な裏メニューがあるのだな。
たしかに店は、たぶんもともと居酒屋だった場所に、居抜きで入ったのだろうという雰囲気、一杯飲んでラーメンを食べるというのには、うってつけだ。
このメンマ、うす味でやわらかく炊き上げられていて、なかなかうまい。
メニューには「中華そば」と書いてあったな。
650円。
なるほど、あっさりしたうす味だが、かなり強く、魚介だしの風味がする。
肉よりも、あくまで魚介がメイン、肉のだしは、それを支えるような位置づけになっている。
深みのある味がする。
それにうす味でやわらかめに炊かれたチャーシュー、左に同じくのメンマ、ゆで卵、白ネギ、それと海苔のトッピング。
おととい食べた、「味よし」のラーメンも、これと似たような感じだったから、これが仙台のラーメンの、ひとつの型なのだろうな。
肉と魚介のだしを合わせる、ダブルスープのラーメンもいろいろあるが、あっさりしていて、しかもここまで、魚介が前面に出ているというのは、僕はほかには、鳥取で食べたことがあるだけだな。
やはり魚がうまいところは、ラーメンもこういう風になる、ということなのだろうな。
北○ (ラーメン / 勾当台公園駅、広瀬通駅、あおば通駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0