最近はほんとに、パターンとローテーションが確立してきてしまって、でもこれは、先々の献立を、そうやって組んでいるということでは全然なく、毎日スーパーや商店街へ行き、何を食べようかと真剣に考えた結果、結局こうなってしまうということなのだ。
だからもう、よっぽどなこと、たとえばこの世からトマトが姿を消すとか、豚肉が姿を消すとか、そういうことでもない限り、ここからは抜け出せないな。
でこの献立、気付けば単品を、ただ焼いただけ、ゆでただけ、切っただけ、というものになっているわけだ。
しかも味付けは、塩か醤油。
こういうものを、毎日食って、しかも飽きることを知らないということは、料理の本というものを、いかに真に受けちゃいけないかということを、物語っていると思うんだがな、僕は。だいたい僕が食ってるものっていうのは、料理の本には載らないようなものばかりで、要は簡単すぎるわけだが、こういうものが、結局食い続けてしまうことになってしまっているわけだ。
男の一人暮らしの人が、料理をするって、けっこうハードルが高いものがあるのじゃないかと想像する。
僕はこのブログを読んで、まだ料理をしたことのない、一人暮らしの男性が、一人でも、二人でも、料理をしてみようかなと思ってくれたらいいなと、秘かに思っているのだが、最大のポイントは、料理の本を真に受けない、ということだと思うのだよな。
それを塩コショウして焼いて、青ネギとレモン汁をかける。
298円。
今の時期、そんなもんなのか。
でも豚肉となれば、水菜は外せないから、仕方なく買う。
塩ふった水でさっとゆでて、よくしぼる。