2010-08-05

ikoi cafe

今日はikoi cafeでランチ。
ビールがないのが玉に瑕だが、だいたい毎日昼からビールなど、飲まなくてもいいのだ。
言ってることがころころ変わるが。

豚バラときのこのおろしポン酢、ゴーヤの白和え、ニラ玉、サラダ。

サツマイモとサヤエンドウの味噌汁と、白めし。

ここのママの出してくる料理、新妻の手料理のような初々しさがあって、それを食べるこちらは、いつも独特の気恥かしさのようなものを感じるのだ。
ふつう何かを長年続けていると、だんだんと型にはまってくるものだ。
それは手を抜くということでもあるが、それよりも、料理の場合だったら、食べさせる客やら亭主やらから、文句を言われないように、社会の規範の側にたって、あらかじめそれを封じるということが、大きいのじゃないかという気がする。

ところがここのママは、もう2年もやっているのだから、すでにかなり型にはまっていてもおかしくなさそうなのに、そういう気配を微塵も感じさせない。
飲食店でサツマイモとサヤエンドウの味噌汁が出てきたことなど、未だかつて見たことない。
これはママが、自分の感覚に絶対的な自信をもち、それを相手にまっすぐぶつけることに、ためらいがない人だということなのだな。
これからも、そうあり続けてほしいと思う。

食後はコーヒーを飲んで、しばらくゆっくりした。