2010-08-16

晩 酌

送り火がちょうど8時からスタートで、その時間はちょうどいつも、僕が料理を始める時間でもあったので、事前に8割がた準備をすませて、あとは魚を焼けばいいだけにして、出かけていった。
このところ、近所の課題店も一巡してしまったので、あまり外で飲みたいという意欲が湧かないのだ。
いいことなんだが。

実際よっぽどの店じゃないと、自分で作ったほうがうまい。
これはかならずしも自慢というわけじゃなく、だって実際、僕は毎日、ほとんど料理らしきことはしていないわけだから。
でも自分のその日の気分にあわせて、自分の好きなものを、好きなように調理するというのは、どんな飲食店だってやってくれないことなわけで、しかも自分で作ったものは愛着もあるし、それはうまいに決まっているのだ。
このレベルには、わりと誰でも、すぐに達するのじゃないかと思う。

そう考えると、「御食事処 おかだ」はすごいんだな。
家庭で作るようなものと、完全に同じようなものを出して、それで商売にしている。
でも実際あの店は、ほんとにうまい。

ぶりのカマの、塩焼き。
もうこのごろはフライパンで魚が焼けるようになったので、自由自在だ。
魚焼き器、買わなくてほんとによかったな。
たぶんフライパンで焼くのと、大して変わらないか、場合によってはフライパンより火力が小さくて、それ以下だったりしたんじゃないかと思う。