2010-08-21

興福寺

興福寺といえば五重塔、あとは仏像なのだ。
「国宝館」という建物が新たに建てられていて、めぼしい仏像は、そこに一堂に集められている。

国宝館に置かれている仏像は、古いのからやや新しいのまで色々あるのだが、やはり奈良時代につくられた仏像は、顔がちがうな。
これなんか特にそうだが、完全に中国人とか、朝鮮系の人たちの顔をしている。
そのころは実際に、そういう渡来系の人たちが、仏像をつくったりしていたわけだからな。

あとは、やはり阿修羅像。
胴体は華奢で、大したことがないのだが、この顔は魅力あるな。
いくら眺めても見飽きることがなかった。
なんとか感想をことばにしたいと思うのだが、1時間くらい見ていても、何も浮かばなかった。
すごいな、これは。
興福寺はたしかに、これを見るためだけにでも、来る価値があるな。