2010-08-12

サンマ塩焼き

とうとう来た、サンマ君。
根室産の新サンマ、250円を、魚屋で発見。
もちろんさっそく購入するに決まっているだろう。
今日は午後の早い時間に行ったのだが、それでもあと一尾しか残っていなかった。
僕を待っててくれたんだな、やはり。
ありがとな。
フラパンで魚を焼くやり方も確立し、サンマを迎える準備は万端、整っていたわけだ。

今日はちょっと焼きすぎてしまったのと、半分にするのに、もう少し尾の方で切ったらよかったんだな、せっかくのハラワタが、ちょっとこぼれてしまい、さらに青ネギも買い忘れてしまったのだが、いやいやいや、ぜんぜんオーケー。
サンマ君、懐かしいよ。

僕は自炊にかんしては、じつはまだそれほど長く経験があるわけでもなく、本格的に毎日作るようになったのは、1年半前くらいからなのだ。
そう考えてみると、ほんとに最近だな。
大昔のように思えるんだが。
初めはサラダとかばかり、作っていたのだが、そのうち魚を食べるようになり、ちょうど1年前、初めて自分で新サンマを焼いて、それで去年は、サンマのうまさに、とことんしびれてしまったというわけなのだ。

今年のサンマ、脂の乗りはこれからだが、いやほんと、帰ってきてくれて嬉しいよ。
今年もよろしくな。

水菜の炊いたん。
今日は、昨日食べたのも参考にして、まず甘みを入れるのをやめて、味付けはだしにうすくち醤油と、塩だけにしてみた。
いや考えてみたら、僕はいつも水菜のおしたしを、かつお節と醤油をかけて食って、それが最高にうまいとか思うわけだから、甘みなどいらなかったのだよな、初めから。
それからあまりぐつぐつ炊かず、さっと煮たら、火を止めて、あとはしばらくそのまま置いて、味をしみこませるようにした。
いや今まで作った中で、水菜の炊いたん、今日のが一番うまいわ。
こんな簡単な料理だが、それでもいろいろ工夫の余地があるってことが、料理の奥深さだよな、ほんと。

トマトは京都産。
スーパーとかじゃあまり売っていないのだが、京都のトマトはほんとうまいよ。

新しい徳利でつけた燗、やはりうまい。
風味がある。
燗をつけると、ふつうの徳利は、酒の温度と、そとから触った徳利の温度は、ほぼ同じになるわけだが、この徳利はちがう。
肌がとても厚いから、まず徳利が温まって、その温度が、そのあと、酒に伝わる、という形になるのだ。
たぶん、そうやって、じわっと温度が伝わるということが、味に影響するのだろうな。
あと遠赤外線とかも、たぶん関係ある。
いやいい買い物したな。
この徳利つくったおっちゃんに、また会って報告したいが、どこにいるのかも、名前も知らないし、たぶん二度と会えないんだろうな。