朝ラー

用事で東京へ来たのだ。夜行バスで来てみたが、3列シートの車を選ぶと意外に寝れて、寝てる間に着いてしまうから悪くない。今日の車はとくべつ料金が高いわけじゃなかったが、シートがほぼ真平らになるすぐれものだった。でもそれに気付いたのはもう車を降りようかという頃だったのだが。

東京に来ていつも思うのは、歩いてたり電車に乗ったりしている人が、疲れている。規則でがんじがらめになっている感じがするのだよな。東京は広くて人が多いから、規則が厳しくなるのは仕方ないが、それは人間にとって、けっこうな負担になっているのじゃないか。

民主党が大敗したのでびっくりした。日本国民はまた政権が不安定になる方向へ選択をしたわけだ。消費税が唐突だったのは確かだが、もうちょっと見守る気持ちがあってもいいと思うがな。こうやって猫の目のように首相が変わっていたら、ろくなことにならない気がするんだが。

今朝は朝ラーをした。東京駅構内にある「六厘舎TOKYO」。

朝つけ麺という、ちょっと小ぶりなつけ麺があって、580円、それにご飯と生卵、納豆、漬物をつけて720円。

つけ麺というのは、僕はどうもよくわからなくて、まずくはないが、なぜそれをそれほどまで食べたいと思うのか、なんとも不思議だったのだが、今日わかった。気が短い、東京の人のための食い物なのだな。熱い汁をゆっくりすするのじゃなく、とにかくつるつるっと、あっという間に食べ終わるためのものなんだ。ざるそばとかも結局そういうことだからな。でもすぐ食べ終わるのはいいが、それを食べるまでに人気店に行列したりするのは、本末転倒にはならないのか。

東京は用事を済ませて、明日帰る。今週は祇園祭もあるから、ゆっくりできないのだ。