2009-12-29

京都 新福菜館本店

京都に着いたら、まずラーメン。京都なら、他に食い物は、いくらでもあるわけだが。超らーめんナビは、便利だな。京都駅近くで、上位にランキングされる老舗、ということで、来てみることにした。昼時ということで、当然のごとく行列していたが、ここは隣の店も、行列している。隣はここより新しいみたいだが、老舗の隣に、同じラーメン屋を出すとは、商売のためなら何でもありの韓国とかで、よく見かける光景だが、ここは京都、もっとお上品なのかと思ったら、意外とアグレッシブなんだな。
「特大新福ラーメン」850円という、麺とチャーシューが1.5倍になるというのを注文したが、まずびっくりしたのは、汁が真っ黒。それほど塩辛くはないから、塩を入れずに、その分醤油が入っているということと思うが、関西は、薄口だしの文化じゃなかったのか。この濃さは、関東もびっくり、という感じだ。でもラーメンみたいなB級食品は、特に伝統の街京都で、インパクトがないと勝負していけないだろうから、それでこんなに、呆れるくらい、濃くしてみたということなのかもな。
麺は太めで、あまりコシのない、プニョプニョしたタイプ、ちょっともそっとしたチャーシュー、太もやし、青ネギが、特大だからな、こんもりと盛られていて、そこに生卵が割られている。ラーメンに生卵、珍しいよな。全体として、公家の街、京都で、あくまでガテン系のラーメン。これが京都の代表的なラーメンで、京都の人は、それでいいのか、と思わなくもないが、しかし、ラーメンってものは、そういうものなんだろうな。改めて確認。